涙、涙の 北穂奥穂縦走

9/12 上高地12:15-徳澤-横尾15:20
9/13 横尾山荘6:10-涸沢-南稜取付-北穂高岳13:20
9/14 北穂高小屋6:00-涸沢岳-奥穂高岳-涸沢14:20
9/15 涸沢ヒュッテ6:40-横尾-上高地12:30

メンバー  SZ木L、W田SL、M藤(記)

­昨年紅葉が目的で来た涸沢カール
その時はここから800mも登るなんて自分には無理と思ってました
憧れの穂高連峰、昨年のゴールは今年のスタート地点です

わくわく♪

南稜取付

慎重に、慎重に

M藤必死のパッチ

核心部に着くまでにそこそこ疲れて、さらに神経を使う岩の連続
「登山は駆け引きよ。だれかが先にバテると、ほかの人は一気にらくになるの。」
というような話をきのう明神館あたりできいたけど、ここは若輩者の私が音を上げてもいいかな? いや、負けちゃだめだ!なんて葛藤しながら夢中でW田さんのうしろをついていきました
“北穂高岳0・2km” の道標で感極まり、まるで日本シリーズで優勝目前に号泣する西武清原みたいに涙が止まらなくなり、サングラスをしてて本当によかったです

滝谷

北穂高小屋では素敵な出会いがありました
単独で静岡から来た70歳の男性は、折立から岳沢まで小屋を11泊して未踏の前穂を最後の山に登山靴は捨てる、と引き際を語ってくれました
でも、いつかどこかの山でまたお会いできそうな気がします

最高の眺め

登山3日目は北穂→涸沢岳→奥穂です
2箇所ほど難しいところがありましたが、体が慣れたせいか泣くほど大変ではありませんでした

涸沢槍にむかう

穂高岳山荘が見えた!

最低コルの手前で、おじいちゃんが妙な場所で電話をしてました
すこし気になりお声がけしたら、すいません、とおっしゃるだけなのでそのまま通過しました
そのうちすごい速さの救助隊とすれちがい、同時にヘリが飛んできました
下山してからそのおじいちゃんの同行のおじいちゃんが滑落で亡くなったのを知った時、また涙が止まらなくなり、今でも胸が痛いです

ジャンダルムをのぞむ W田さん

4日間の山行中、寝てる時以外はずっとしゃべり続けてたSZ木さんとW田さん
わたしを北アルプス縦走に連れていっていただきありがとうございました

岩稜帯のトレーニングで何回もお世話になったY城さん、応援の言葉をかけてくださったみなさま、ありがとうございました
最高の経験ができました
みんなの大好物の写真でブログを終えたいと思います

生と槍

涙、涙の 北穂奥穂縦走” に対して4件のコメントがあります。

  1. TERA より:

    最高の経験ですね。
    次回は未経験者をどんどん引っ張って連れって下さい。
    私も・・・・宜しく!

    1. ぴよちゃん より:

      おう!

      ぜひご一緒してください
      わたしもがんばります(。•̀ᴗ-)ノ

  2. ウスユキソウ より:

    ぴよちゃんが…涙がでる~う・・・って言ってたけど、そんな素振りみじんも感じませんでした。
    ただ・・・娘程の年の差の人と歩くのは大変だなと思いましたよ
    だって、後ろにピタリと付いて来るから~
    とても刺激になりました。

    1. ぴよちゃん より:

      ウスユキソウさんと同じ岩を踏もうと焦るあまり、間を詰めてしまいました
      すいません _(._.)_

      全日先頭をしていただきありがとうございました
      山で檄を飛ばすかっこいいウスユキソウさんも、下界でとぼけるウスユキソウさんも、どっちもだいすきです

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