こんなに遠かったっけ?会津駒ヶ岳

4月下旬雪山を求めて「会津駒ヶ岳」に。檜枝岐の民宿に前泊です。「民宿ひのきや」到着後まずは一杯民宿に無料券をもらい「燧の湯」に浸かりました。無色透明の単純硫黄泉。匂いは弱いけどとろとろ感があるいいお湯でした。西日がお湯を照らしてきれいでした。平日だったので貸切。贅沢だー。伊南川沿いの露天風呂。春の雪解けで川の水は増えて、コバルトブルーに見えます。ごうごうと流れる川の音にも春が感じられました。こんな素敵な露天風呂、最高です。夕飯までお部屋で宴会も前泊の楽しみ。道の駅で買ったニシンを焼いてくれました。ちょと手間をかけて、何倍も美味しい酒の肴にしてくれる、食のセンスがステキでした。地元のお酒に決まり。宿の食事も地元の食材を使った、ならではのものばかり。野カンゾウのおひたし。シャキシャキの食感と優しい山菜の青味が美味しかった。ブナハリタケの和物。こちらもシャキシャキの食感。あまり食べたことがない、美味しいきのこでした。檜枝岐の隠れた名物!サンショウオの天ぷらも!写真は右側が頭で左がしっぽ。味は特になくて、カリッと香ばしい感じでした。形がそのまんまー😂お酒飲み過ぎちゃったけど、明日本番頑張るぞ!

 

翌朝5時お宿を出発天気と暮らすの予報はC、雨又は風が強い予報。行ける所まで行こう!という事で、出発。冬場は雪で登山口まで車が入れないので、まずは歩きで登山口を目指しました。冬場のショートカットコースもあるようですが、逆に道に迷ったりして登山口まで1時間もかかってしまいました。30分くらいのロスかな。なんか登山口までつけた事に感動。やっとスタートにたてたよ😂4月下旬で、ちょっと雪は緩んではいましたが、高度が上がるほどまだまだ雪がたっぷり。とにかくずーっと登りっぱなし。上がりきると、一面だだっ広い雪の斜面に。それでも山頂は遠い。怪しかった天気も何とか持ち堪えて、青空まで出てきた。夏場は木が多くて見晴らしが良くないそうですが、冬は雪が木を覆ってしまうので、展望が全く違うのだそうです。遠くまで見渡せるのが冬の会津駒ヶ岳の魅力です。駒の小屋の小屋番さんが、開業に向けて雪に埋もれた小屋を掘り出してました。山頂まであと少しです。会津駒ヶ岳山頂です。標識も木も全て雪の下。GPSで山頂を確かめて、とりあえず、山頂踏んだぞ!でもなんか、しっくりこない。誰か棒でも立てて置いて欲しかった。ちょっぴり消化不良でしたが、駒の小屋に戻ってお昼ご飯に。おでんをあっためてくれました。おでんにありつくまで6時間くらいかかってる。こんな遠かったけ?会津駒ヶ岳!おでんの熱さが染みるよ〜。その後やっぱり天気が崩れて来たので、急いで下山。久々に休憩込みの9時間かけて、会津駒ヶ岳を制覇しました。遠かったー。疲れたけど、満足度いっぱいのステキ山行でした。リーダーとサブリーダーに大感謝です。

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