花の金北山
日程&コース
2022/5/19(木)
アオネバ登山口11:30-アオネバ十字路13:20/13:30-金北山縦走路入口13:45—椿越峠14:15—尻立山14:35-ドンデン山荘15:00(泊)
2022/5/20(金)
ドンデン山荘7:05-金北山縦走路入口7:20/7:30-マトネ8:30/8:40-石花越分岐8:55-イモリ平10:00/10:15-天狗の休場10:50/10:55-金北山12:35/12:55-白雲台14:15
メンバー:W辺桂、H谷、N村源、K藤紀、N宮(記)
銭形模様のマムシが最初にお出迎えしてくれた。アオネバ登山口から2mの所である。ありがとう。
静かにやり過ごし山道に入る。タクシーの運転手さんの話では登山口のシラネアオイは終わっているとの情報であったが、その通りであった。しかるにその後いやと言うほど元気なシラネアオイを見る事になる。佐渡では鹿がいないので食害が無い。登るにつれニリンソウとイワカガミの群落が現れる。エチゴキジムシロやカタクリも顔を出す。アオネバ十字路ではザゼンソウが鎮座していた。登山道で花が途切れることが無い。ここから本日の宿であるドンデン山荘への道を辿る。登り口では元気なシラネアオイが待っている。山道を進むと日当たりの良い草原に出た。ここではレンゲツツジが花を付け始めていた。チョット下ると小川が流れる所になんとミズバショウが咲いているではないか。一同感激。椿越峠を越えてドンデン山荘へ向かう。ドンデン山山頂付近では晴れてはいるが帽子が飛ばされそうな強風が吹き荒れていた。ドンデン山荘は標高887mに位置するロッジで両津港が見渡せ景観は良い。その後、N村さんが担ぎ上げて頂いたワインを2本全員でごちそうになった。ありがとうございます。食事は朝夕ともブュッフェ。
翌日、7:05に山荘を出発。今日は佐渡ヶ島最高峰の金北山を目指し金北山縦走路を行く。まずはアオネバ十字路へ戻りマトネに向かう。登り始めて早々、白い可憐な花が飛び込んでくる。W辺桂先生によるとヤマシャクヤクで関東ではとても珍しい花。今回の山行ではここでしか会わなかった。小さなアップダウンを何回も繰り返す。登りでは下を向いた沢山のシラネアオイと顔を合わす。ファイスをこちらに向けてガンバレと言っている様だ。縦走路に入っても花は続く。縦走路で数輪しか見なかったユキワリソウ、コブシと間違えたタムシバ、葉っぱの綺麗なサンカヨウ、可憐なキクザキイチゲ、シラネアオイとイワカガミとニリンソウとカタクリは何時も近くにある。シラネアオイとカタクリは白花も見る事ができた。金北山直下で雪渓を登り花山行は終わるが、ここから自衛隊管理エリアである。道幅4~5mある砂利道が白雲台へと続く。ところどころにフキノトウが咲いているのを頂いてきた。
アクセスは新幹線+船、往路はジェットフォイル(水中翼船)、復路はフェリー。水中翼船の1時間も良いがフェリーの広い2等でゴロゴロしながら帰るのも悪くない。

帰りのフェリーがら金北山を望む。最高峰が金北山で右側に伸びる峯が金北山縦走路

アオネバ登山口
近くにマムシがいました

強風の尻立山です。
今回花の写真は多いのですが、人と風景の写真はほとんどありません。

マトネから金北山をのぞむ

花はどこでしょう?
名前は?
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紫と白のカタクリ

白花カタクリ
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白と紫のシラネアオイ

ユキワリソウ

ヤマシャクヤク

ニシキゴロモ

ザゼンソウ

エンレイソウ

ヒトリシズカ

エチゴキジムシロ

キクザキイチゲ

サンカヨウ

タムシバ

ミズバショウ
“花の金北山” に対して3件のコメントがあります。
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お天気にも恵まれ、花いっぱいの楽しいハイキングでした。
リーダー、楽しい旅をありがとう。
あの写真は難問ですね。
答えは、ウスバサイシン。カンアオイ属です。
こちらこそ、ありがとうございます。
金北山は素晴らしい花の山でしたね。
花に興味のある方にお勧めですね。
私達、リニュアルできました。