日光のとある温泉へ

日光の山奥にぜひ行ってみたい温泉がありました。岩場や沢登りがあるので、憧れ止まりの温泉だったのですが、念願かなって松戸山の会の岩沢メンバーに連れて行ってもらう事が出来ました。2022年11月最初の週末です。温泉にはもってこいの寒さでした。

朝11時登山口到着今回はテン泊予定です。6人でテント3張と沢上り装備も必要なので荷物が重い。でも温泉のために頑張るぞー！
今回のリーダー。どうしても行きたい温泉があるんだ！という私のリクエストを叶えてくれました。歩きながら初心者の私に歩き方を色々教えてくれました。カッコええ。
いよいよ川に入って登っていきます。11月だけど、全然冷たくなかったのは私だけだったのかな。興奮してアドレナリン出てたのかも。ほぼ平坦な川です。上流は温泉が沸いてるので、硫黄臭がしたり、所々あったかい所もあって面白い。

憧れの温泉場に到着歩荷すること約3時間で今日のテンバ&温泉に到着です！！なんと自分でブルーシートでお湯を溜めてお風呂を作るんですよー。すでに先客が素晴らしい湯船を作って浸かっていました。水着の人、真っ裸の人さまざまです。😂テンバを整地。でっかい岩をリアル「大きなカブ」方式で引っこ抜いていきます。

沢登りの時のテン泊はやる事いっぱい。日が暮れる前にテントを張って、焚き木をたくさん集めておきます。水汲みに行ったり、みんなで分担して夜の準備をしました。

お風呂を間借りしました！実はこの日、いくつかお風呂ができていて、場所があんまり空いていませんでした。ところが、大きい立派なお風呂を作っていた方が「一緒に入っていいよ」と声をかけてくださったんです。

10人くらいは入れる大きさだったのですが(作るのに2時間くらいかかったそうです)そんな力作にさそってくださるなんて神さまか！！ありがたくビール持って入らせて頂きました。その節は本当にありがとうございました。感謝しかない。温度も最高。幸せー。

焚き火が始まった温泉に浸かっている間に焚き火の準備が出来ていました。フック釣りのベーコン。はじめ人間ギャートルズの世界だよ。私ははじめての焚き火だったので、火が感動的でした。焚き火職人のしゅーさんの焚き火は、薪の置き方とか火の大きさとか絶妙で、美しくて芸術的な焚き火だなーと思いました。涙が止まらなかったのは、感動か煙が目に染みたのか。日も暮れて宴会は続く。美しい焚き火でスルメ炙る。岩屋のまささんはスルメちぎるの天才的。指つおい！火にあたれば、11月の谷間の宴会もちっとも寒くない宴会でした。

しめのデザートはコレですそして最後のデザートタイム。マシュマロの焚き火焼き！！デザートに興味のなかったゆーさん「好きなデザート発見した」って言ってました。マシュマロの焦げた所とトロトロが絶品だもんね。あっという間に1袋なくなった。素敵な夜が過ごせました。

翌朝は流石に寒かった朝起きたら色々カチコチ。昨日の濡れたウエットパンツや沢履履くのだけは地獄でした。ズボン火で炙る。気休めなんじゃあ・・

2日目はテントは置いて、この先にある噴泉塔を見に行きます。川の向こうに湯煙発見。期待が高まります。

途中で卵を仕込む噴泉塔に行く途中に高温のお湯が出ている場所がありまして、温泉卵を仕込んでいきました。なんでも、不思議と塩味も付くという噂でした。楽しみだなー。噴泉塔目前で道が崩落していました。ロープを出して貰い下まで降りていきます。奥にみえている池が噴泉塔周辺です。テン場から1時間30分くらいで噴泉塔到着！手前のトンガリが噴泉塔かな。近寄るとちっちゃい。けど、ここまできた事が大事だよね。温泉がブクブク噴き出している所もあり、こっちの方が見応えあります。

帰りは忘れずに卵を回収しました。熱々ほくほく。たしかに味がある。茹で加減もバッチリでした。

帰路につくテン場に戻ってお片付け。ここからまた重いザックを背負って3時間くらいかけて駐車場へ戻りました。ゴール！みんなで無事帰って来ました。リーダーと運転してくれた皆様、色々準備してくれた皆様に感謝いっぱいの山行になりました。