深雪ラッセル平標山
【行程】
1/29(土)6:00元橋ヒュッテー6:30平標山登山口ー7:05ヤカイ沢分岐ー11:00平標山稜線11:10ー11:35平標山頂12:00ー13:55松手山ー15:00鉄塔15:20ー16:30平標山登山口
【メンバー】L:Bさん、SL:M田さん、Y崎さん、A原さん、O崎さん、T市さん、O田
当初計画は登山口から松手山ルートのピストンでしたが、登山口の雪が深く侵入困難だったため、冬季限定で登れるヤカイ沢ルートから登ることになりました。
天気予報では新潟方面は雪予報で、元橋ヒュッテを出た早朝は小雪が降っていましたが、夜明けとともに雲も晴れてゆき、青空の下の快晴登山となりました。昨日の赤城山といい、天候にはとても恵まれました。
平標山は気候が厳しいためか森林限界が低く、少し上がれば高木がなくなるので、とても眺望の良い稜線で景色に感動しました。
しかし、約10時間に及ぶラッセルありの雪山登山は、めちゃめちゃ疲れました。
皆さん大変お疲れ様でした。
そして計画して頂いたBさん、M田さんありがとうございました!
またY崎さん、ヤカイ沢ルートの提案ありがとうございました!
下山後、疲れ切った後の長距離運転して頂いたO崎さん、M田さん本当にお疲れさまでした!
登山口に到着するも、雪が150cmほどは積もっているでしょうか?
Bさんを雪の上に持ち上げるだけでも大変なので、松手山ルートで登るのを断念しヤカイ沢ルートへ向かいます。
林道を歩いて沢ルートを目指します。
だんだん明るくなってきました。
T市さんは初めてのワカン装着。(だったのかな?)
私(O田)も2回目ですがw
O崎さんは「あれ?どっちが前だっけ?」と苦闘しておりました(笑)
ワカン装着して楽しく元気に出発。
この時までは、本当に元気でしたw
踏み跡が少ないので地図とGPSでしっかり確認し、左手のヤカイ沢方面へ。
これは好天の予感。
勾配がキツくなるにつれ木々も少なくなり、すっかり雲も流れ青空に。
どこを見上げても絶景で、見上げた先のO崎さんのヒマラヤ登山家感がハンパない。
この景色のために登ってきました。
トレースは先行して頂いてるT市さん、A原さんがつけて頂いたものです。
登りのラッセルありがとうございます!
お二人の体力は無限なのでしょうか?
景色の奥行き感がすごい。
稜線からの仙ノ倉方面。
さらりとした雪が乗っており、とても綺麗。
登山者よりバックカントリーの人が多かった。
登山口からかかった時間は約5時間。
標高差は約1000m。
なかなか疲れました。
でも、残念ながら少しガスってしまいました。
さて、下山はヤカイ沢へピストンするか、松手山方面へ周回コースとするか。
写真は松手山方面への稜線ですが、まったく踏み跡がない。
しかし、M田さんは「ピストンじゃ撤退と同じだ!誰も踏んでないから行くんだ!」という本音は隠しつつ、「もし、松手山へ行くなら今日がベストコンディション。」とのご意見で松手山方面への下山となりました。
ここでY崎さんの「え~。せっかくスノーシュー持ってきたから、ヤカイ沢でもう少し楽しみたかったのに。」という本音はグッと堪えて、リーダーとサブリーダーに従って頂けました。(笑)
急勾配もあり、ワカンからアイゼンに履き替えたものの、松手山付近の稜線は深雪地獄。
常に膝上からお尻あたりまで雪に埋まり、ラッセルしながらの歩行となりました。
正直、登りより辛かった!(泣)
途中の急勾配で何人か転がり落ちたりしながらも(笑)、ようやく下山口の車道が見えてきました。
下山時に本気でヒヤリはありましたが、怪我がなくて良かったです。
前日の赤城山から引き続きお疲れさまでした!
とても楽しく登りごたえのある、雪山山行でした!
そして、下山まで車を置かせて頂き、さらに下山後の着替え場所まで提供頂いた上に、暖かいコーヒーまで出して頂いた元橋ヒュッテさん、大変ありがとうざいました!
皆さん、平標登山や苗場登山やスキーの際は元橋ヒュッテさんをおすすめします。
“深雪ラッセル平標山” に対して2件のコメントがあります。
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長時間の雪山山行 お疲れ様でした!
皆さんのおかげで、周回コースを楽しむことができました 今後も色々な山に挑戦していきたいですね〜 よろしくお願い致します
10時間越え、疲れましたねー。でも景色も最高だったし、満足感ハンパない1日でした。ブログありがとうございました。ステキです。