至仏山バックカントリー

山行日: 2023年4月23日

参加者: S口(撮影)、Y城、I塚(会員外)

例年に無い雪不足で予定していた至仏山山頂からムジナ沢への滑走は出来なかったが春の山スキーを堪能した。

鳩待峠-悪沢岳分岐-小至仏山-至仏山頂前コル(ドロップイン)-<スキー滑走>-登山道に合流-鳩待峠

尾瀬戸倉の駐車場からバスで鳩待峠に移動。シール登行の準備を整え登山道沿いをハイクアップ。明け方は零度まで気温が下がったので雪面は締まっているがシールは良く効く。
標高を上げオヤマ沢田代が近づくと遠くに燧ヶ岳と尾瀬ヶ原が望めるが、確かに例年に比べかなり積雪が少ない。
小至仏山から至仏山への稜線沿いはしっかり雪に覆われているが、川上川に落ちる大斜面には結構ブッシュが露出している。

 

悪沢岳分岐から小至仏山へ、稜線沿いの斜面をトラバースし至仏山手前のコルに到着。今年は至仏山からムジナ沢を含め周辺の斜面は滑走不可区域になっている為、至仏山手前のコルからドロップインする事にする。
コルから川上川に向けて一挙に滑り降りたい誘惑に駆られるが、川上川にはスノーブリッジが一切無いようなので、標高を下げ過ぎないように滑走し鳩待峠からの尾根に合流する事にする。
コルからドロップインしトラバース気味にワル沢上部を通過。下降とトラバースを繰り返しながら鳩待峠からの尾根を目指す。所々ブッシュは出ているが開けた大斜面の滑走は山スキーの醍醐味だ。

小さな尾根筋と沢筋を何回も越え登山道のある尾根に合流する。

登山道沿いをブッシュを避けながら滑り降り鳩待峠に帰り着いた。

至仏山の山スキーは過去何回も来ていますが、全て至仏山山頂からムジナ沢を滑走し山の鼻に降りました。

今回のルートは初めてでしたが、ルートファインディングを繰り返しながら滑る山スキーの醍醐味を味わえました。

至仏山バックカントリー” に対して2件のコメントがあります。

  1. siva より:

    ブッシュ避けながら滑るの、カッコいい!日帰りで?

    1. ジョック より:

      近くの道の駅でテン泊です。
      明け方は零度まで下がって寒かった。

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