水晶・鷲羽・黒部五郎岳縦走

【日程&コース】

9/14   信濃大町→七倉山荘(泊)

9/15   七倉山荘→高瀬ダム(登山口)7:17→12:10烏帽子小屋(泊)

9/16   烏帽子小屋→烏帽子岳往復(S井さん)→烏帽子小屋6:43→10:12野口五郎岳→13:40水晶小屋(泊)

9/17   水晶小屋8:30→10:20鷲羽岳→11:48三俣山荘→15:00黒部五郎小舎(泊)

9/18   黒部五郎小舎6:00→黒部五郎岳8:48→赤木岳→12:06北ノ俣岳→13:40太郎平小屋(泊)

9/19   太郎平小屋09:00→12:00折立→有峰口→富山→松戸

【メンバー】

S井さん(SL)O田さん(CL)Yなぎ(記)

入会して初めての山行。また、5泊6日の長い縦走も初めてでお二人についていけるか心配であった。初日は七倉山荘に前泊。【二日目】2日目は七倉山荘からタクシーで登山口の高瀬ダムに行くが、途中土砂崩れのため一部徒歩で歩かなければならなかった。土砂崩れ改修中↓

登山口の高瀬ダムに着くとダムにダブルで虹が。。これからの山行を暗示しているよう。

登山口からはいきなり急登が続く。平坦がない。ずっーと急登。7月に行った北岳の急登もきつかったが、ここもなかなか。あとで北アルプス三大急登だと知った。途中雨にも降られ汗だか雨だか何だか分からない。烏帽子小屋にほぼコースタイムでたどり着いたが結構ヘロヘロ。

この日は天気が悪く烏帽子岳には行かなかった。

【三日目】翌朝もガスっていたため烏帽子岳はパスしたが、S井さんだけ行った。今日は野口五郎岳から水晶小屋までを歩く。天気は前の日よりは良く、雲はあったが北アルプスの山々を望むことが出来た。

途中、三羽の雷鳥もいた。

何とか水晶小屋にたどり着く。この日も前の日に続いて結構疲れた。自分が一体どれくらい歩けるのか分からず、これからの長丁場、体力を温存をするため自分だけ水晶岳登頂をパスしてしまった。(泣)

【四日目】この日は鷲羽岳を登頂して三俣山荘を経由して黒部五郎小舎まで歩く。今回の縦走ではこの日が一番天気に恵まれ鷲羽岳では絶景が見られた。

 

小屋に棲みついているオコジョを発見!

四日目あたりからは先頭を歩かせてもらったせいか身体が疲れなくなっていた。

【五日目】今日は最後の山場である黒部五郎岳を登って赤木岳、北ノ俣岳を経て太郎平小屋まで行く。残念ながらまたガスってしまった。途中から三重県から来たソロの女性と一緒に歩いた。

三重県から来た女性は太郎平小屋について名物のラーメンを食べて下山したが、すぐに雨がざんざか降り出した。雷もなり出したが無事に下山出来たのだろうか。今となっては確認する術もない。

【六日目・最終日】今日は折立まで下山するだけだと思っていたが、いざ夜が明けてみると外は台風並の豪雨。小屋の中も至る所で雨漏りがしていた。折立までは下山に3時間ほどかかるが、今出て行ったら遭難するのは間違いなし。雨雲が去るのを待ち、今だったら行けるぞとのタイミングを見計らい下山を開始。途中の道は昨日の雨だったら多分川になっていただろう。最後に少し降られたが、何とか折立まで下山することが出来た。

折立に着く前に慰霊碑があった。これは1963年に愛知大山岳部13名が遭難して建てられたものだった。前日太郎平小屋でその遭難のショッキングな記録映画を観ていたため、感慨深いものがあった。

折立から富山まで車と電車で行き、我孫子にもある「満天の湯」に浸かり、富山駅では寿司を食べて帰路についた。富山の寿司は美味い!

今回の山行は山の会に入会して初めての山行であり、6日間という長い縦走も自分にとって初めてだった。果たして自分がどれくらい歩けるのも分からずにとりあえず行ったが、やはり最初の2日間は身体がきつかった。それからS井さんとO田さんに歩き方を指南してもらうと疲れなくなった。先頭を自分のペースで歩くようにしたからかも知れない。今回歩いたことは少なからず自分の自信にもなった。

S井さん、O田さん ありがとうございました!また、是非同行させていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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