筑波山 夜景と日の出

【メンバー】T田、S.S子さん、会員外2名

入会して早2年。今更ですが初投稿のT田です。好天に恵まれた12/1、私と同期のSS子さん、友人のUちゃん母娘の4人で筑波山に行ってきました。

北柏、2時集合、国道294経由で筑波山へ。有料も使わず、2車線の広々道路、筑波や宇都宮近郊に出るときには便利な道路です。3時40分、筑波神社発、東京の夜景を見てからの出発です。初冬の空気は澄んでいて、スカイツリーも見えました。

241201032406491

ヘッデンで御幸ガ原コースを進みます。中腹からはますます空気が澄み、木々のすき間からは星の瞬きも。

無事夜明け前に御幸ガ原に到着、東の空はうっすらと茜色。群青の空に差し込む茜色、刻々と変わる空の色、山が一番きれいな時間帯ですよね。

男体山は割愛、女体山へ、すでに日の出方面は人で一杯。一段引いて日の出を待ちます。

霞ガ浦が日に染まり…出ました!

うーん神々しい夜明けです!好天時は洋上からの日の出らしいのですが、地平線上の雲をまっ赤に染めてからのお出ましです。

神々しい光に除霊寸前のユーレイ部員(右)

山頂の祠には良縁成就の文字「T田さん、お参りして行きなよ!」心中では「またこの流れか…」と思いつつも、そこはユーレイ、大人しく皆の意見に流されます。摩耗した50男とwhoちゃん(Uちゃんの娘さん、希望に満ちた小学高学年)で、財布ごそごそ、100円玉チャリン、柏手ペチペチ。「ヤンヤ・ガンブレットの筋肉抑え目」で良縁を祈願しました。

さてさて、下山です。ツルツルの岩場を下り、胎内下りを経由し白雲橋コース下山で筑波神社に戻ります。

下山後は大鳥居近くの松屋製麺所へ!ここのラーメンのために山中の朝食は控え目にしました。

有料の試食というスタイルです。この日の提供は全粒粉の麺。製麺所ですので麺はもちろん美味しいのですが、スープが美味い!煮干しの出汁が効いているのに苦味も雑味もまったくありません。化学調味料不使用、油分も塩分も控え目でこの旨味!持ち帰りは細麺の味噌にしてみましたが、こちらも美味でした。

帰りはサンルーム状態の車内で眠気に襲われながらも北柏12∶30に無事到着。約11時間の行動でしたが、盛り沢山、初冬のよき山行でありました。

筑波山夜行登山…昔は安全上の理由と宗教上の理由(夜の御幸ガ原は男体と女体の神の遊び場)ということ、推奨されていなかったのですが、今回は多くの登山者がいて驚きました。それでも御幸ガ原では大声を出さない、極端に早い時間に行かない、火を使わないなどの配慮した方がいいかと思われます。

白雲橋コース…杉の巨木を初めとした深い森林、多くの登山者に踏まれてきた痕跡、今更ですが素晴らしい登山道でした。万葉の時代から登られているのに登山道に掘れている所がなく、古人の知恵と努力を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す