木戸壁右カンテルートと妙義ビジターセンター
【日程&コース】2025年1月26日
国民宿舎前8:07ー8:50木戸壁右カンテルート取り付きー9:25登攀開始ー11:20右カンテルート終了点ー12:35ルート取り付き終了ー13:25駐車場 ー14:00ビジターセンター
【メンバー】S藤(L)、Y崎
岩沢初登り2日目木戸壁チームです。
前日のY城、M藤チームのご苦労に驚きながらも(山ブログ:スパルタンY氏参照)まあ😵3回もロープが引っかかるなんて、そんな事もあるのねえ😱😱と半分他人事のように「俺たちは大丈夫さ」と根拠のない自信を胸に、木戸壁に挑んで参りました。
別パーティが先に取り付いていた為、暫く待機してから登攀開始。
まずはY崎さんが1p目をリード 。
ルート経験のあるS藤が2.4pをリードさせていただきます。ルートの情報は[山ブログ:スパルタンY氏]に記されているので割愛。
高度感半端なく、登っていてアドレナリンが出ます😊
順調に終了点にたどりつきました。
でっぱったホールドの多いこの木戸壁では、普段の懸垂下降のように下にロープを投げずに、一番手はロープを脇に束ねて繰り出しながら懸垂下降していきます。ルートを誤ると断崖絶壁。ロープダウンの際に引っかかりそうなホールドを避け、慎重に降りて行きます。
無事に3ピッチ目終了点の松の木テラスまでつくと、二番手のY崎さん、気持ちよさそうに50メートルを一気に降りてきました。
さて問題はロープ引き。「俺達のロープは硬いから、ホールドに巻きついたりしないさ」と言いつつ,Y崎さん前日の西岳の流れで験担ぎ、この日は全て緑ロープ引きとしました。まずは問題なくスルスルと勢いよくロープは落ちてきてくれました。
その後も懸垂下降しロープダウンを繰り返しましたが、ロープが良いのか腕が良いのか、はたまたただの偶然か、ロープは素直に手元に戻り、無事にクライミングを終了する事ができました。
あーーほっとしました😆登り返しって体力、気力もホントに奪われますから。やれやれ,よかったよかった。
他にパーティもおらず待ち時間も少なかったので、予定よりも早く降りて来れました。帰りに妙義山ビジターセンターに寄ることにしました。
センターでは妙義山岳会のメンバーでもあり、大変お世話になっているMさんとFちゃんがお出迎えしてくださいました。Mさんには、私達が妙義山岳会入会当初より数々のピンチを助けてもらっています。
実は前夜も沢山の美味しいお酒を差し入れてくださり、一緒に酒を囲み、妙義山を熱く語りあったのでした。Mさんご馳走様でした。
Fちゃんはなんと山伏さんです。修験道の総本山、金峯山寺で修行されたそうです。とっても可愛らしいのですが、音もなく風のように険しい妙義山をかけ登ります。
Fちゃんのお話やコレクションにご興味ある方は、是非妙義山ビジターセンターにお立ち寄りください。きっと新たな妙義山の魅力に出会えます。
岩沢初登り、幹事やリーダーの皆様、会員外になられてもずっと岩沢のご指導くださるY城さん、楽しい2日間となりました。ありがとうございました。