真夏の大冒険!!カムイエクウチカウシ山

【日程&行程】

7/17(木)  羽田=帯広空港=レンタカー&買い出し=中札内登山口12:10/12:25ー七ノ沢14:10/14:30ー八ノ沢出合16:40

7/18(金)   雨の為、テント停滞

7/19(土)  八ノ沢出合5:35ー七ノ沢11:10ー中札内登山口13:20=日高山脈山岳センター13:40/14:20=幸福駅14:50/15:05=買い出し=十勝幕別温泉グランヴィリオホテル(泊)15:50

7/20(日)  観光=買い出し=帯広八千代(泊)17:50

7/21(月)  帯広空港=羽田空港=松戸帰着

【メンバー】

L:I藤 SL:T内 A柳 O倉

 

皆さん、カムイエクウチカウシ山って知ってますか?今回、リーダーI藤さんに声を掛けてもらうまで私は知りませんでした。

日高山脈に位置する標高1.979m、日本二百名山では最難関とされる山。

アイヌ語で「カムイエクウチカウシ」は「熊が転げ落ちる場所」という意味を持ち、急峻で厳しい山と書かれてました。

昨年、登った笈ヶ岳も日本二百名山の最難関の1つだったはず。それよりも厳しい山かもとリーダーが言っていた事に嘘はありませんでした。

整備された登山道はなく、繰り返し沢を渡渉したり藪漕ぎや急登をこなしたりするなど山行中、もうこれは松戸山の会真夏の大冒険‼️という文字が私の頭の中に浮かび上がってました。

結論から言うと、今回山頂を踏む事は出来ませんでしたが、撤退したまでの過程を記したいと思います。

 

羽田から帯広空港まで、機内から見える北海道の大地に胸が高鳴ります😆

が、帯広空港に到着後余りの暑さにビックリ‼️おまけに湿度が高くて、ここ本当に北海道!?

千葉と変わらないんですけど💦

 

レンタカーを借りて中札内登山口へ

ここから林道を重いザックを背負って2時間近く七ノ沢まで歩きます。

他の人のログでは、レンタサイクルを借りてる方もいます。

 

皆、笑顔でさぁ出発です😄

 

 

ミヤマカラスアゲハ

綺麗な蝶🦋と見惚れてましたがいやいや蝶だけじゃない虫、アブ、ブヨ、ヌカカ、メマトイとにかく虫の多さにこの後、私達は苦しめられる事に😭

 

途中休憩を挟み、この時は天気も良く北海道の山に癒されてました。

 

やっと黒い土嚢が見えて来ました。ここが入渓ポイントです。

 

沢靴に履き替え、let’s go✊

 

リーダーもサブリーダーも歩くの早いです💦

 

二人共、必死です😅

 

リーダー余裕の笑顔☺️

何度か渡渉と藪漕ぎを繰り返してやっと

八ノ沢出合に到着

ここにテント⛺️を貼ります‼️

焚き火🔥の痕跡 使わせて頂きました😊

 

テントを張ってるとヌカカの集団が襲ってきました💦

リーダー、サブリーダーのズボンの隙間から出た肌が被害に😱

A柳さんも山行中、手や内ももをアブ?ブヨ?にやられ大きく腫れちゃいました😭

リーダー、ここで蚊取り線香を出してくれました✨

 

 

ドラえもんのポケットのように着火剤、火吹き棒、洗濯バサミ、蚊取り線香などなどあると便利な物が次々と出てきます🤩

 

 

火おこしが無事出来て乾杯🍻

サブリーダーが担いだビールをお裾分けして頂きました。美味しかった〜😋

 

 

焚き火🔥最高😆

ところがポツリポツリと雨が😣

 

 

宴会はテントに移動して、男性陣が担いだお酒を頂きます😋

でも、テントの中でガスを付けると蒸し風呂状態💦

ここでA柳さんの扇子が大活躍🪭

この後、天候は回復せず…

 

翌朝、何とか晴れてくれ〜とお願いするも願い叶わずテントで停滞する事に

 

とりあえず昼から呑んで作戦会議

ミニトランプやUNOは、流石にリーダーのポケットからは出てきませんでした🤣

でも、ラジオが出て来て今日以降の天気の情報を得ようとしますが電波が入らず😱

明日以降の天気が分かりません。

完全に情報難民です😭

こういう時にauのスターリンクが活躍するのでしょうか?

 

3日目 このまま天候の回復はしないだろうと判断

長く停滞していると川が増水して、今度は下山出来なくなる恐れがある為撤退を決意‼️

急いでテントを撤収します。

 

 

川は、初日よりも増水して流れが早く渡渉せずに高巻きをします。

泥濘んだ急登を沢靴で歩くのは滑って大変でした😱💦

O倉は、チェンスパを付けて歩きましたが、それでも滑りました💦

 

 

高巻きをしましたが、これ以上登ると今度は下る時に危ないという事で、元来た道を戻ります。この判断がとても良かったと思いました。

迷った時は、元の場所に戻る‼️鉄則です‼️

ここで、別パーティーと合流。

この、パーティーは私達が来た翌日に来た方々です。

皆でルートの確認中‼️

 

 

リーダーの前回の経験とサブリーダーの子供の頃から川に慣れ親しんだ経験のお陰で渓相の見極めが的確でした。

最後の七ノ沢合流地点の流れの速い箇所も右岸に回り、T内&A柳ペア、I藤&O倉ペアでスクラムを組み渡渉。

I藤さんとのスクラムのお陰で何とか増水した川を流される事無く渡渉する事が出来ました。本当に頼もしいバディです‼️

 

 

無事生還‼️‼️

 

皆で無事生還出来た事の安堵感と登頂出来なかったけど、下山出来た達成感でこの後の長い林道を笑顔で歩く事が出来ました😄

 

今回、様々な場面で判断、決断を迫られたリーダー&サブリーダー本当にお疲れ様でした。お二人の冷静で的確な行動に助けられました。

また、A柳さんのお陰であの蒸したテント泊の停滞も楽しい空間と時間となり、厳しい山行中も側に居るだけでとても心強かったです。

皆さん、本当にありがとうございました☺️

また、来年絶対にリベンジしましょう✊

 

 

今回のテント泊で役に立った物

・蚊取り線香

・扇子(テント内の空気循環)

・洗濯バサミ

・ハッカ水(虫除け以外にアロマ効果)

・着火剤

・火吹き棒

あれば良かった物

・Air Wi-Fi

・小さいトランプやUNO

・虫除けスプレーは、未使用2本は必要

 

更に詳しいカムエクの山行記に関しては、山茶花にカムエク撤退記としてI藤リーダーが詳細に記しています。

これから、カムエク山を目指す方々の参考にもなると思いますので是非皆さん読んで下さい。

真夏の大冒険!!カムイエクウチカウシ山” に対して1件のコメントがあります。

  1. kinnikuman より:

    壮絶!!でもそれぞれが持てる力を発揮して乗り切ってるのがわかりました。すご!

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