絵を描いた夏の日
山行日:2025年7月26日~27日
メンバー:M子、K子
行程:
1日目 鳩待峠10:10ー山の鼻11:25ー尾瀬ヶ原ー山の鼻16:50(テント泊)
2日目 山の鼻8:00ー研究見本園ー尾瀬ヶ原ー山の鼻12:00ー鳩待峠13:25
ある夏の日、M子とK子はスケッチブックと絵の具を持って尾瀬ヶ原に行きました。
行く手に燧ケ岳、後ろに至仏山。池塘やかわいらしいお花たち。ふたりは何を描こうかな、とワクワクしました。
ところが夏の尾瀬に雨はつきもの。黒い雲と雷が近づいてきて、ふたりは激しい雨に見舞われました。
歩いていた人々は足早に去って行き、辺りには誰もいません。広い尾瀬ヶ原にふたりだけです。
しばらくして雨が止みましたので、ふたりはベンチに座り夢中で絵を描きました。
今日は山の鼻でテントに泊まります。
晩ご飯は何かしら。おや、ふたりともご飯を炊くようです。M子はピリ辛麻婆麩、K子は豆のカレーを作りました。
山で食べるご飯は格別ですね。ふたりはニコニコしながらおいしくご飯をいただきました。
夜空には星が瞬いていました。明け方にはすっかり冷え込みました。
次の日、ふたりはたくさん絵を描きました。
楽しかったね、とふたりはおしゃべりしながら山の鼻小屋で花豆ソフトを食べて帰りました。
おしまい。
“絵を描いた夏の日” に対して1件のコメントがあります。
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いいですね。素敵な物語です。次回も待ちます。