灼熱のち土砂降り♡読売新道
日程&コース 8/22 22:30竹橋(毎日アルペン号)=
8/23 6:20新穂高ロープウエイ駐車場6:45ー笠新道入口7:55ーわさび平小屋8:20ー小池新道入口ー
秩父沢出合ーシシウドが原ー13:25鏡平山荘14:00ー弓折乗越15:20ー双六小屋16:30
8/24 双六小屋5:15ー双六岳ー三俣蓮華岳ー(巻道チームもあり)ー8:25三俣山荘9:00ー10:50
鷲羽岳11:10ーワリモ北分岐12:00ー水晶小屋13:05
8/25 水晶小屋5:20ー6:20水晶岳6:30ー温泉沢ノ頭7:30ー9:50赤牛岳10:10ー奥黒部ヒュッテ15:15
8/26 奥黒部ヒュッテ3:00ー5:30平ノ渡場6:20ー6:30平ノ小屋6:45ー10:40ロッジくろよん10:55ー
黒部湖11:15ー11:25黒部ダム11:35(関電電気バス)=11:55扇沢駅13:40(アルピコバス)=
15:25長野駅15:52(新幹線)=上野=松戸18:05
メンバー M藤 W部ひ T内 W田 O田 O﨑 A柳
すでに9月に入りましたが、毎日お暑うございます。
さて、H美さんの5年越しの悲願の読売新道奮闘記をお届けいたします。
気合いの入ったMリーダーから、事前に2018に読売新道を完登された先輩の山行記を読むように、との指示があり。
拝見すると、大感動の一大スペクタクル冒険物語!さすが文筆の才がおありの〇先輩。
このブログの筆者は文才なし...ということで、写真上手のメンバーの写真をたーくさんご紹介いたします。
ちなみに、W田さん、前回今回の2回踏破の妖怪、いえツワモノです。
では、よろしければ距離46㎞、登高差4380mの旅にお付き合いくださいね。
1日目夜、黄金に輝く毎日アルペン号に乗り颯爽と竹橋を出発です
2日目早朝、新穂高温泉登山口からのスタート
あの稜線に乗っかって、その向こう側を目指します
W田さん「みんないい笑顔してるわね~、この後地獄の苦しみが待ってるとも知らずに(ニヤリ)」
わさび平小屋でにやけるアニキ
秩父沢で物思いに耽るガイドOさん
カンカン照りの太陽が本気を出し、北アルプスの登山道が灼熱地獄と化し、持てる力を振り絞っての我々、這う這うの体?で何とか鏡池へ辿り着きました
あれあれ、前に広がるのは夢かうつつかマボロシか...
遥か彼方に双六小屋という砂漠の中のオアシスが現れた!
可愛い雷鳥まで現れた!
3日目早朝。双六小屋で携帯電話も人間も充電完了100%
今日はあの小さく見える鷲羽岳を超えて水晶小屋を目指します
程なくして、双六岳未踏チーム、巻道LOVEチームに分かれ、三俣小屋で逢いましょう
ちょこんと槍が
天空の滑走路の向こうに広がる槍ヶ岳に続く大パノラマ
振り向くと双六岳そして天空の滑走路に佇むアニキ
双六岳山頂
鷲羽岳の奥に水晶岳が
巻道から見た稜線です H美さんの喋る声だけ、稜線まで元気いっぱい届いていたそうです
槍ヶ岳と双六岳と雷鳥 無双ですね
三俣小屋で英気を養い、いざ鷲羽岳へ 可愛く振り返るリーダー
鷲羽岳山頂です H美さんとO田さん、何かにびっくりしています
鷲羽の瞳 今日は深いグリーン色です 奥に硫黄尾根が 硫黄の匂いが漂ってきます
さあ、水晶小屋を目指しましょう
水晶小屋につきました。リーダーの向こうに広がる槍と北鎌尾根、この夏の登頂おめでとうございます!
水晶小屋こだわりのカレー
4日目早朝。この日はこの旅のハイライトの赤牛岳を踏んで奥黒部ヒュッテまでの長~い道のりです
水晶小屋と裏銀座と朝日 今日もきっといい日になりそうです
が、天気予報は15時には土砂降り、果たして間に合うかな?
水晶岳への稜線 早朝の清々しい道を歩ける幸せをかみしめて
雲の平は文字通り雲海の中です
薬師岳がでっかいなあ
ブロッケンがずっと一緒です
狭い水晶岳山頂にひしめき合う
水晶岳から先は岩場続きです
こんな感じで登ったり下りたりを繰り返します
振り返ると水晶岳が こちら側から見ても黒い山ですね
赤牛岳がずいぶん近づいてきました
岩場も多いですが、絶景なので歩いてて楽しい稜線です
赤牛岳山頂です
この赤い牛ちゃんにに会いたかった~!
さて、赤牛岳を後にします 右側にあと1歩で奈落の底へ真っ逆さまです
どんどんおります
あ~あれは! 遥か彼方に見えるのは、ゴールの黒部ダム!
日本の秘境・奥黒部には、こんな巨木がたくさん見られます
こんな壊れたはしごもたくさん見られます
どんどこどんどこ下りて、奥黒部ヒュッテまで8分の1の標識のところで、土砂降りに追いつかれてしまいました
慌ててカッパを着ましたが、なしのつぶてで全身ずぶ濡れになり、ようやく奥黒部ヒュッテに到着しました
お風呂があって、本当に良かったあ~♨
夜ごはんはカレーにおでん なかなかのボリュームです
5日目、午前3時。真っ暗でさらに土砂降りの中、奥黒部ヒュッテを後にします
先頭は、なんだかんだやっぱり頼りになるアニキ
数え切れないくらいたくさんのはしごを登り下り
このはしごを下りれば、平ノ渡場が
平ノ渡場につきました! 船はお客さんが10人のり、他の人も合わせてちょうど10人、和やかな雰囲気で船を待ちます
やって来ました、平ノ渡し船
まるで乗組員
平ノ小屋からもやっぱりはしご祭り
これだけのはしごの整備は大変ありがたいことです
いよいよはしごもラストかな
ロッジくろよんを過ぎて、もうすぐゴールの黒部ダムの堤防が
ついに7人、読売新道を踏破しました!!
一番奥にうっすらと見えるのは赤牛岳!! 赤牛ちゃんの勝利の雄たけびが「モオ~」と聞こえたような気がしました
みんなやり遂げた笑顔が弾けてます^^
今回の長丁場、リーダー、サブリーダー、メンバーのみなさまには、本当にお世話になりました
ありがとうございました
また改めましての反省会?では、よろしくお願いいたします