ニペソツ山の次はシュナイダーコースで石狩岳

【日程&工程】9月10日(水) シュナイダーコース登山口5:50ー石狩岳9:52ー石狩岳最高地点10:15ー石狩岳10:27ーシュナイダーコース登山口13:52

【メンバー】W田、M藤、Y城(会員外)、K志田(記)

ニペソツ山の登頂の興奮が冷めやらぬ中で、石狩岳に行ってきました。

1幕;なぜ石狩岳なの

石狩地方は、札幌市の上、日本海の石狩湾に接する石狩平野に存在する。今回の石狩岳は大雪山の東南に位置するが、なぜこの山を石狩岳を呼ぶのか?。調べた結果、石狩岳から北に流れる流れは層雲峡を流れ流れて、石狩平野を経て日本海に注がれる。よって、石狩川の源流である分水嶺の山が石狩岳となる。また大雪山を含む山域は、石狩山地と呼ばれていることにも関係するのか。ちなみに、石狩岳から南に流れる川は、十勝川となって十勝平野を経て、太平洋に注がれる。

2幕;登山口はどこだ

さっそうと宿を出た車であったが、昭文社の地図では登山口は十勝三股から20分となるが、十勝三股からの道路は通行止め、ヤマップのダウンロードした地図で示された路も通行止め、一説では三国峠まで行って、下ってくるなど錯綜する(宿の主人からは看板があるから誰でもいけますよと言われていたが)。糠平温泉から三国峠までの幹線を行ったり来たり、何度目かのときにW田さんが、ヤマップのダウンロード地図の小さな小さな報告マーク(こばいちさんの)を発見し無事侵入口を探す事ができた。

3幕;シュナイダーって何

ふと言われたシュナイダーコースって何なんだ。調査の結果、①説:スキーのシュナイダーさんが、急坂を得意としていのでオーストラリアのスキーヤー、シュナイダーさんの名前がついた。②説:スライダーが急峻であるので、スライダーがなまってシュナイダーとなった。③説:いきなりですがドイツ語においては急峻な道をシュナイダーを言われているとのこと。よって北海道の三大急登である石狩岳の本コースがシュナイダーコースと言われている。諸説ありありのコースですが、今回は石狩岳への最短コースであるシュナイダーコースで頂きを望む。

4幕;北海道三大急登

シュナイダーコースは急登であり、北海道の三大急登の一つである。コイカクシュサツナイ岳、日高神威岳と石狩岳のシュナイダーコースを北海道の三大急登と言われている。シュナイダーコースは、標高差1163mを5kmで登る急斜面が連続する。登りました、登りました急峻なコースを。下りました、下りました同じく激坂のコースを。

5幕;200名山は只者でない

石狩岳は200名山である。北海道には天塩岳、ニペソツ山、石狩岳、カムイエクウチカウス山、ペテガリ岳、夕張岳、芦別岳、暑寒別岳、樽前山、駒ヶ岳の10座の200名山がある。200名山は一般に100名山に比べて厳しい山と言われているが、本石狩岳も只者でない200名山であると実感した。

6幕;絶景なり絶景なり

全景なり絶景なり石狩岳。山頂からの眺めは最高で、北に大雪山の大きな山塊が望まれ、白雲岳からの高根ヶ原の絶壁(火口壁)が西に伸びてトムラウシ山がドシンと構え、さらに西に伸びて十勝岳山塊が一望できた。南には昨日登ったニペソツ山の槍が鋭く伸びる、絶景なり、絶景なり。東には、雌阿寒岳、雄阿寒岳の山塊が、北方には、知床・斜里の山が望まれる。

楽しい山行でした。

 

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