爺ケ岳 東尾根
2/17 ☀ Y崎リーダー、K林さん、Y城さん、M藤
鹿島山荘登山口 4:40ーJP 7:00ーP3 7:50ーP2 8:40ー矢沢ノ頭 P1 9:50ー爺ケ岳中峰 11:00ー鹿島山荘登山口 15:35

爺ケ岳の位置
冬季限定ルート、東尾根から爺ケ岳に登りました。
爺…? ジジイ限定⁈ いやいや、おばさんもヤングも登れます。のぼり6kmしかないにも関わらず、累積標高差はメンバーの致死量を軽く超える1800m。むしろヤングな方にこそ登っていただきたい急登でした。

前夜祭
反省会の写真と見せかけて、じつは前泊のホテルで飲み放題食べ放題に浮かれてる図です。最初の計画は、初日にP3まで登りテン泊、2日目山頂アタックして下山、後泊して温泉&宴会、3日目ゆっくり帰松の予定でしたが、初日と2日目のヤマテン予報は爆風、稜線上を歩けそうなのは3日目だけ。さてどうする? とりあえずP3までは行ってみて現地判断で、しかたないもんねって撤退する?
答えは否。ピークを踏める可能性にかけたリーダーは、テン泊はやめて天候の良い日の日帰りに計画を変更しました。後泊のために予約したホテルは前泊で利用することになり、リーダーから、飲み過ぎ厳禁・就寝21時!と釘を刺されました。

行きも帰りも核心はこのあたり

夜が明けました
予定通りの4時半にスタートしましたが、真っ暗な中での急登、それも土と落葉と雪のミックスというデンジャラス斜面、そして前夜のリーダーの指令も虚しく 理性のブレーキが効かなかったせいで早くもみんな死にそう🤮 アイゼンとピッケルが雪面に刺さる音だけの暗闇を無言で歩き続けるうちに樹林帯を抜け、日出時刻を迎え空が明るくなってきました。

お爺!

オジイ ヽ(^o^)丿
JP(ジャンクションピーク)まできたら目の前にドカンとお爺が現れました。す、すごい! 正面右には双耳峰の鹿島槍さんがくっきり。P3、P2と標高を上げていくと、どんどん景色が開けていく展開に興奮せずにはいられません。振り返れば大好きな雲海が広がってます。自然は本当に美しい✨ P1の手前には核心のナイフリッジがありますが、トレースがしっかりついていたので問題なく通過できました。

雲海が広がる

空中散歩のよう

登ったり

ちょっとおりたり

むりやり笑顔

急登が続きます

このあたり もう気絶寸前
P1からは絶景の稜線歩き。北アルプスの数々の名峰に感動しながらも現実は地獄です。山頂は近いようで遠いのなんのって… 足の鈍い重さがもう限界に達する頃、やっと山頂に立つことができました!!!

鹿島槍ヶ岳をバックに

剱さま

槍さま
6時間以上も登り続けたというのに、山頂は風が冷たく長居はできません。本当は剱さまを眺めながらお昼ごはんにしたかったけどなあ。でも、短い時間でもピークに立てた喜びと達成感は歩いた私達だけのもので、つらさなんて山頂の風と共に吹き飛んでいきました。ちなみにこの感動の瞬間に、両鼻から鼻水も吹き飛んでいたことを付け加えておきます。

東尾根を下る

かっこいいK林さん

神々しい
風が弱い場所まで下りて昼休憩を取ったら本格的に下山開始です。時々アイゼンの爪でつまづき転げたりして、全身で東尾根を感じながら歩きました。JPからは樹林帯に入ってしまうので、午後の日差しで神々しく輝く爺ケ岳を最後にしっかり目に焼き付けました。この後最大の核心を経て無事に下山して山行終了。澄んだ空気の中、青と白のコントラストが高い山岳美に、冬の北アルプスは理屈抜きで素晴らしく山に登る者にとって聖地であると実感しました。

ありがとうございました
ご一緒いただいた皆様ありがとうございました。Y城さんはいつも長時間の運転もありがとうございます。まつゆうペア解散の危機が囁かれてますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。確かな技術をお持ちのK林さん、柔らかな語り口と微笑みで諭していただいたことは大変沁み入りました。次ご一緒する時には成長しておけるよう努力します。リーダーY崎さん、優しさとジャイアン気質を併せ持ち、つねにちょっと無理目な課題を岩沢に与え続ける絶対的リーダーです。この度厳冬期北アルプスの山頂に立つ夢がひとつ叶い、心から感謝しております。

