スプリング・エフェメラル
~春の儚い命~
美しい花の写真を掲載中
【日程】2026年3月4日(水)
【メンバー】W敦(L)、S木ひ(SL)、S木知、S藤ち、R(記)
【行程】松戸市民劇場6:00〜9:40 道の駅 両神温泉薬師の湯ー10:30 福寿草園10:45ー11:10 両神神社奥社11:15ー11:40 四阿屋山12:00〜12:20 奥社ー13:40 道の駅 両神温泉薬師の湯14:00〜14:30 稲穂山16:00〜18:00 松戸市民劇場
今回の山行の目的は、節分草と福寿草を見ることでした。
四阿屋山は比較的やさしい山ですが、奥社から山頂の間には鎖場があるため、雪が残っていたり、道が滑りやすかったりしないか少し心配していました。
出発前日から、松戸ではずっと雨。当日の朝、Sさんと一緒に出発したときも、「こんな天気で本当に山に登れるのかな😢」などと、二人でぶつぶつ言いながらのスタートでした。
朝6時、全員合流し、リーダーの車で松戸を出発しました。空はまだどんよりしていて、あまり期待できそうにない空模様でした。ところが関越高速を走っていると、遠くに大きく真っ白な富士山が突然目に入りました🗻 その瞬間、「きっと天気予報どおり、これから晴れるに違いない」と確信しましたそして予想どおり、駐車場に着くころには空はきれいな青空。風もなく、登山日和でした😄

今回は「押留コース」から登り、下山は「薬師堂コース」を歩きました。歩き始めて40分ほどで、一面に咲く桜と蝋梅が目の前に広がりました。人も少なく、とても静かで、まるで穴場のような素敵な場所でした。調べてみると、この🌸エレガンスミユキ🌸という桜はなかなか興味深い種類だということが分かりました(最後の植物ノートもぜひご参考ください)。

エレガンスミユキ、福寿草、蝋梅、青空。春の四重奏、贅沢なひととき~

さらに少し歩くと奥社に到着。歩きながら、みんな口々に「わぁ、今日は本当に完璧な天気だね~」と言い、今朝のぶつぶつをすっかり忘れたようでした😆😆
奥社から山頂までは鎖場。気を抜かず、慎重に進みます。下山の時、80代のSさんの後ろを歩きながら、その姿を見て、こんなふうに年を重ねられたら素敵だなと何度も感じました。



青空の下、岩峰を連ねる両神山。 秩父の山らしい、力強く美しい姿です。

下山したあと、次は「堂上節分草園」へ。節分草はカメラのレンズ越しに見ると、まるで小さな妖精のように可愛らしく見えます。これこそ写真の楽しさ、カメラの魅力だなと思いました。


その後、「Mahora稻穂山」にも立ち寄りました。そこでついに、「秩父紅」を見ることができました🥰 名前は「紅」ですが、実際の花の色は深いオレンジに近い色合いでした。福寿草は太陽の光で花が開く植物なので、日光を浴びている時間が長くなると、色がやや淡く見えるようになるそうです。「秩父紅」の苗は一株3000円もして、しかも必ず育つとは限らないそうです😿



オレンジ色のマンサクは、初めて見ました。


やっとサンシュユ(ミカン科)とマンサク(マンサク科)の見分けがつくようになりました


最後はSさんのブネ式コーヒーとスイーツタイム。こうして楽しい一日が締めくくられました。
雨で中止にならなくて本当によかったです😁 改めて、W敦リーダーの判断には感心しました🥰🥰
ありがとうございました💖💖💖

節分草の白い花びらのように見える部分は、実は 萼です。本当の花びらは、中央にある小さな黄色い部分で、ここは 蜜を出す蜜腺になっています。

種には、エライオソーム(脂肪の塊)という部分がついており、これを食べるためにアリが種を巣へ運ぶ ← *アリ散布*といいます。スプリング・エフェメラルの多くは、この方法で種を広げるといわれています。

節分草の群生地が少ない理由は、
① 生育できる環境が限られている石灰岩の土壌や、落葉樹林の明るい林床など、条件がそろう場所が少ないためです。
② 成長が遅く、種から花が咲くまで 5〜7年ほど かかるため、群生地が広がるのに時間がかかります。
③ 森林伐採や鹿の食害、人による採取などの影響を受けやすい植物です。
生育環境が限られ、成長が遅く、環境の変化に弱いため、節分草の群生地はとても少なく、貴重な存在となっています。


福寿草は英語で Adonis flower(アドニス) と呼ばれ、ギリシャ神話の美少年アドニスに由来します。 アドニスは愛の女神アフロディーテに愛された青年でしたが、狩りの途中で命を落とし、その血や涙から花が咲いたという伝説があります。 日本では福寿草は縁起の良い花として親しまれていますが、ヨーロッパでは神話に由来する花として知られています。

福寿草はキンポウゲ科の植物で、日本のスプリング・エフェメラルを代表する花の一つです。早春に咲き、縁起の良い花として正月飾りにも用いられます。

秩父紅は、野生の福寿草の中から見つかった突然変異の個体といわれています。その後栽培によって増やされましたが、数が少なく、育てても必ず同じ色が出るとは限らないため、貴重な品種とされています。



エレガンスミユキは、日本で作られた比較的新しい桜の園芸品種で、埼玉県の育苗家が庭桜と梅を交配して生まれたとされ、約30年前に誕生し、2016年に品種登録されました。淡いピンク色の八重咲きの花びらがふんわりと重なり、上品で優雅な雰囲気が特徴です。「ミユキ」は育苗家の長女の名前に由来すると言われています。樹形がコンパクトで庭木にも向き、桜と梅の性質を併せ持つ珍しい交配種として、観賞価値の高い品種です。
“スプリング・エフェメラル ” に対して1件のコメントがあります。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。


素晴らしいお花ですね。写真も素晴らしい。感動しました。平川です