東北の隠れた200名山朳差岳、御神楽岳
6/7
奥胎内ヒュッテ5:11-大石山11:30-鉾立峰13:00-杁差岳13:30(朳差避難小屋泊)
6/8
杁差岳6:10-鉾立峰6:40-大石山7:40-奥胎内ヒュッテ12:40=車で安田温泉移動
6/9
登山口5:20-老木下の沢6:00-水場7:20-大森8:10-御神楽岳9:30/10:10-大森10:50-老木下の沢11:50-登山口12:50=松戸へ
メンバー L.I藤、SL.K田、I谷
朳差の名前は聞いていたけれど、どんな山なのか…200名山目指すリーダーにお供して、足手纏いにならないよう歩きましょう。
今の季節はハクサンイチゲが見所の隠れた名峰。人が少ないし熊が出る、となると熊鈴必携。
胎内ヒュッテから出発。
素敵な建物、ここに泊まってゆっくり登山は夢の中、リーダーが夜通し運転して仮眠してからのスタートです。
林道歩きからいよいよ登山口
雪深い冬を忍ばせる木々の中、急登にさしかかります。
樹林帯を抜けると、徐々に飯豊連峰の尾根が見えてきます。
道々、ヤマツツジ、ウツギ、ナナカマド、イワカガミ、カタクリ、ナルコユリ、ミツバオーレン、ハクサンチドリ、シラネアオイなどなど、ほんとに沢山の高山植物が見られ、癒されます。
が、高山植物に疎い3人には❓が飛び交います。
そして、休憩をとった場所から下を覗くと、ひっそりとヒメサユリも咲いていました。ラッキーです。
大石山での分岐、右手は頼母木小屋へ向かう道、飯豊のオアシスと言われ水が豊富。今はハクサンイチゲもここが見頃らしい。
しかし私達が目指すのは渋い朳差小屋。アップダウンあり過ぎのまだまだ長い道のり。
そして、とうとう来ました。朳差岳
雪化粧をした飯豊連峰も雄大で、素晴らしい眺めです。
ヤッホー、O田パーティー!
この時期を選んだ何よりの目的はこのハクサンイチゲの群落です。見事です。
でも以前よりだいぶ少なくなってきているとの事。淋しいですね。
小屋では、11人の宿泊客が和気藹々と一夜を過ごしました。
水場がなくて、雪を溶かしての食事も、楽しい思い出。写真がなくて残念です。
翌日は来た道を下山。素晴らしい眺めなので苦にならない。
下山途中はひっそり200名山が様変わり。超人気の山と化していました。
沢山の人がハクサンイチゲを目指して登って来て賑やかでした。これなら熊も寄ってきませんね。
下山後、へぎ蕎麦を食べ
安田温泉♨️に泊まり。
6/8は御神楽岳へ
それは一体どこのお山?
新潟と福島の県境で阿賀野町の山だそうです。
沢沿いにブナの森の中を進みます。
暑さは少しあるけれど、緑の中は気持ち良い。
こんな標識あるけれど、これって微妙。励ましてくれているの?
まだまだだよねー。
見晴らしの良い所に出ると、豪雪による雪崩で削られた斜面が荒々しい姿。
目指すはあのトンガリ山
山頂からは飯豊連峰、朝日連峰、鳥海山、吾妻山、磐梯山等東北の名峰が見えました。
そして、また来た道を下山します。
この3日間は、思いがけず、かなりハードな山行となりましたが、隠れた名山でしたねー!
リーダー、200名山2座、おめでとうございます。
大変な距離を運転してくださったリーダー、励ましの声をかけてくれたサブリーダー、本当にありがとうございました。