3代目ジャンダルムの天使♡

日程&コース 2024/9/7 松戸4:00=沢渡8:45=帝国ホテル前9:20ー西穂登山口9:45ー西穂山荘12:50泊

9/8 西穂山荘4:00ー独標5:20ー西穂高岳7:00ー間ノ岳8:30ー天狗の頭9:30ージャンダルム12:20ー

奥穂高岳14:30ー穂高岳山荘15:40泊

9/9 穂高岳山荘5:30ー奥穂高岳6:20ー紀美子平8:20ー前穂高岳8:50ー紀美子平9:40ー岳沢小屋

12:10ー上高地14:30=沢渡=松戸22:30

メンバー   M藤 O﨑 T内 A柳

 

つい数日前、2代目ジャンダルムの天使は滑落して行方不明に...核心部のジャンダルムの日の天気予報は昼前から雨。ということでMリーダー、悩みに悩んで今回は滝子山に行きませんか?と提案すると、メンバーOさんから、うわあ~準備万端、あきらめきれず、西穂高岳までどうですか?という超前向きなレスが。

ということで、やって来ました上高地

西穂登山口から登ります。メンバー全員が西穂は未踏の地です

西穂山荘についたら、お決まりの生ビールで乾杯~、のあと晩御飯は山賊焼きとおかわり自由の豚汁~、の写真はさておき。

晩御飯の時に、西穂山荘のご主人(気象予報士)のお話があり、明日は高気圧に秋雨前線が押し上げられる形になりますが、昼前から天気の急変に注意、とのこと。一抹の不安が...

さて翌朝。

本日のコースタイムは10時間。まだ暗いうちに出発します

独標につきました ここから先はお初です

振り返れば焼岳と滝雲が

ピラミッドピーク、の先に西穂高岳がとんがっています

結構な斜面   おっと一番後ろに、今回心強いアドバイスを頂いた浦安の師匠がいらっしゃいます

西穂高岳、登頂しました!

ここで重要な作戦会議が開催されました。天気予報は昼から小雨。だがしかし今はガスがあるものの良い天気。さて、どうする??撤退ポイントは?   間髪を入れず、超慎重なT山行部長がここ!!と。ここから進んだらいくしかない...超積極的な二人、どちらでもが一人、ということで、意を決して、GOー!

西穂から先は奥穂までバリエーションルート  あれあれ、早くも頭のネジが数本どこかに行ってしまいました

この先どこもこんな感じです

本日一回目のブロッケン  地獄で仏とはこのことです

あれに見えるは逆相スラブ! どこ登る?

今回30ℓザックを新調して軽量化大成功でアドレナリン出まくりのOさん、ぶっちぎって登ります

逆相スラブ頂上の岩場もなんのそのの肝っ玉の座ったMリーダー

こんなところがあったり

あんなところがあったりして

途中ですれ違った人から、昨日から新しいジャンの天使がお目見えしたとの情報が!

おおおー、ついにジャンが!  その手前には師匠が

やったー!われわれはとうとう憧れのジャンダルムに力を合わせて登頂しましたー!

こちらが3代目ジャンダルムの天使になります  どうぞご堪能下さい

感動もつかの間、気の抜けない道が続きます

途中で要救助者のおじさんがレスキューシートにくるまって座っていました。同行の女性の話だと、10mほど滑落して、たんこぶができて腰を打ったとのことで、山荘からの救援を待っているとのこと。出血もなくしっかりされていたので、レスキューシートを追加で差し上げて、先を急ぎます。  途中で救助の方々に会い、心強く、ありがたく思いました

やっと奥穂が見えましたー! だがしかし、その手前に馬の背が立ちはだかり しがみつく師匠の姿も

馬の背って、あっちもこっちも切れ落ちて、名前の通り

アドレナリン男はどこだってガンガン登ります

振り返ればジャンダルムが  大きな仕事をやり遂げた満足そうな二人

ついに奥穂山頂につきました!  一人では絶対に無理だった...Mさん、Oさん、Tさんへの感謝の思いが胸の中にぶわーっとこみ上げて、目から滝のように汗があとからあとからこぼれました

奥穂から穂高岳山荘はすぐそこ  だがしかしHPがほぼ0になったTさん、長い脚が操り人形のように絡まっていました

へとへとになったわれわれを、穂高岳山荘が優しく癒してくれた夜でした

翌朝。再び奥穂へ登り返し、朝日に輝くジャンダルムとともに

槍ヶ岳から大キレットから全部見えます これだから山ってやつは...

さてさて、吊尾根の向こうの前穂を目指しましょう

河童橋から見たエレガントな憧れの吊尾根は、実際に歩くとガレガレで少しもエレガント要素はありませんでしたが、無事に前穂高岳に登頂しました

前穂から岳沢小屋までの重太郎新道は、くたびれ果てた身体にムチ打つような激下りの道でした

昨日からずっとこんなことしてる...デジャヴかな?

魂の抜けたような哀愁漂う背中の休憩中のアニキ

天国と見紛うほどの岳沢小屋につきました

この後はハイキング道だー、と高を括っていたら、登山道の真ん中にでっかいサルが!真っ赤な顔して歯をムキムキにして威嚇されたTさん、アッアッ危ない、と怖がっていました

そんなこんなで無事に河童橋へと帰還しました

どの山行も心に残るものばかりですが、今回の山行は、一生の宝物として大切にしたいと思います

Mさん、Oさん、そしてT山行部長、本当にありがとうございました!!!

3代目ジャンダルムの天使♡” に対して8件のコメントがあります。

  1. cyan yama より:

    ジャンダルム踏破おめでとうございます。
    同期のビビリン青がジャンダルムとはおみそれしました

    山行部長の子鹿になったところ見たかったー

  2. KB より:

    cyan yama さま

    コメントありがとうございます❣️

    ビビらずに行ける方法があれば教えて下さい

    山行部長、力の限りを振り絞っての小鹿でしたよ☺️

    あらためまして、北鎌尾根完踏おめでとうございます

  3. ぴよちゃん より:

    山行ではお世話になりました
    いろいろたのしかったですね!
    メンバーの団結力で踏破できたと思います

  4. KB より:

    ぴよちゃんリーダーさま

    コメントありがとうございます❣️

    次々と岩場鎖場の難敵が現れ、みんなで力を合わせてああだこうだとクリアしていくのは、本当に楽しかったです。まさに団結力のおかげです

    リーダー、お疲れさまでした☺️

  5. siva より:

    ジャンダルムに立つ2人のジャンヌダルク。カッコいい!可愛い!!

  6. KB より:

    sivaさま

    コメントありがとうございます❣️

    ジャンヌダルクだなんてそんな…畏れ多いです

    サザンの新曲かけちゃいますか☺️

  7. siva より:

    ♪ジャンヌダルクによろしく♪聴かせて~

  8. KB より:

    sivaさま

    ファンクラブ会員のMリーダーの歌を聴きたいですね(*´▽`*)

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