刺激的!岩沢分科会合宿
日程&コース
2024/11/2 各車分かれて出発=いわきクライミングジム(トレーニング)
2024/11/3 鈴亀(宿)=二ッ箭山駐車場-丑ノ蔵の岩場 =各車にて帰途
メンバー
岩沢分科会メンバー中心に 計16名
岩沢分科会に加わり2か月。合宿に初めて参加させて頂きました。長年縦走を中心とした登山に親しみ、岩壁登攀など自分には分不相応と思っていましたが、なぜか還暦の今になり岩沢の道へ。特段スポーツセンスもなく、ロープはおろか梱包用の紐の扱いさえ恐ろしく不器用な私がなぜ惹きつけられたのか。
とにかくこれまでクライミングジムに5回ほど練習参加させていただいたものの、初めての外岩はとても緊張します。
場所はいわき青葉の岩場を分科会の諸先輩方が計画して頂きました。しかし初日は予報通りどしゃ降りの雨。代替案としていわき市内のクライミングジムジャンダルムに向かいます。
ほぼ貸し切りで、ボルダリング、リードなどそれぞれが課題に取り組む。
一番槍の武将のような風貌と力強い登り!Yさん。
するするとスピード感あるしなやかな動きのMさんと、くノ一にも勝るアクロバティックなAちゃん
同期のTくんとS子さん、華麗な身のこなしは参考になります(自分はできないけれど)。ふたりとも励ましと的確なアドバイスありがとう。
約5時間、どっぷりジムにはまり当然後半はヘロヘロで夕方前には宿へ。宿のすぐ近くにある震災伝承みらい館にも立ち寄りました。
そして着替えて風呂上りから宴会開始!このひと時はたまらなく楽しい。食事前にも関わらず酒のピッチは相変わらず。樽の香り深さと長熟ながらさらりとした25年物の紹興酒は感謝感激の味でした。
そして夕食へ。海の幸いっぱいのご馳走にうなりながら、これもまた宴会はたけなわへ。
夕食が終わってもまだまだ宴会は続く。Cさんの話はいろいろ楽しかったです。他にもこの秋伊藤新道や塩見岳に一緒に行ったメンバーとも思い出を語ったり・・・。
そして翌朝は快晴!気持ち良い日差しだったので、朝食前に目の前の海岸を散歩しました。ここは有名な塩屋崎からもすぐなのです。朝食もしっかり頂きました。Sご夫妻が手配してくれたこの宿、お値段に対し食事を中心にとても充実し、昨今の物価高世相からはまさに神宿とも呼べるコスパの良さ。ありがとうございました。
晴れてはいるものの、砂岩である青葉の岩場は昨日の雨の影響が残るとのことで、Sご夫妻の導きでいわき二ッ箭山にある、丑ノ蔵の岩場に場所変更。大きな花崗岩の一枚岩(ハーフドーム)が印象的。早速先輩方がローブの設置をして頂き、回収も含めて感謝です。私はまだやり方わかりません。
はじめての外岩は実際にとりついてみると、当然ながらジムとの肌感覚の違いをビンビン感じます。しかし青空の下、爽快感も半端ない。4本のコースにそれぞれが取り組む。
女性陣の活躍がすごい。クラック沿いとその右の壁面、中央2コースを舞うように進む。
個人的にはここは全く歯が立たず。悔しさとともになぜだろうかと。手足の置き方?体重移動?パワーを効率的に使う力? とにかくまだまだ。
触発された男性陣も果敢に取り組む。
なにせ初めての外岩、皆さまの登りの解説などできません。ただ吸収するのみ。会のレジェンドでもあるM田さん、S木さん、そしてS夫妻も丁寧に指導してくれました。ありがたい。
あっという間に西日となり、空気も冷えてきたころに撤収。刺激的で課題をたくさん実感した日になりました。
帰りの車はO・Aコンビに同乗。疲れて黙ったり、急に激しく会話が盛り上がり降りるインター通過したりと面白かった。Aちゃんが帰りがけポツリと言った「次に外岩に行ったとき、前回できなかったことがすっと登れる時があるんだよね~」 とても沁みました。そう、自分もまだ少ないながらボルダリングジムに行って同じような思いになったことがある!と。
そして気づいたのは、惹きつけられているのはこの「前進する感じ」なのだと。
ずり落ちたときの複数の傷をながめながら、次はさらに進めたいと静かにかみしめる。
また年齢に関わらず、会の先輩方の岩に取り組む姿勢もとても刺激になりました。
ありがとうございました。
“刺激的!岩沢分科会合宿” に対して2件のコメントがあります。
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ブログありがとうございます
これから一緒に沢山練習して
レベル上げしよーね!!!
ブログありがとうございます
Iさんの独特な表現は、読後余韻が残りますね…