焼石岳・栗駒山フォトハイキング
■日程&コース
6月26日 柏7:00=大沢温泉 湯治屋15:30
27日 大沢温泉7:30=中沼登山口9:15-中沼10:20-つぶ沼分岐11:30-中沼登山口13:15=大沢温泉 16:00
28日 大沢温泉5:30=須川温泉登山口7:00-うぶ沼9:00-須川温泉登山口11:00=柏19:00
メンバー 鈴木M、和田E、山口、渡邊M、藤、鈴木H、板谷、鈴木K、青柳、丸山N
私にとっては3月以来になる三ケ月振りの山行。6月初めに予定していたこのフォトハイキングは新型コロナウイルスの非常事態宣言解除後も県間移動が制限されて更に3週間の先送りとなり、満を持しての山行でした。
3日間の山行の拠点にした宿は東北への山行では良く利用する大沢温泉 湯治屋。素泊まり3千円と格安ながら本館は築200年の歴史がある、宮沢賢治も湯治に使っていた湯治旅館。
梅雨時のはっきりしない天候の中、山行は計画通りには行きませんでしたが、メンバー皆さんが満足する山行となったのは、ひとえに女性陣の料理作りとリーダーシップのお陰と感謝したいと思います。
悪天候でもありどちらかと言えば温泉気分になりがちな男性陣に対して、一方の女性陣は自炊での料理作り、雨が上がれば早速山行の決行へ男連中の尻たたき、世の中の構図と同じで(我が家も)本当に女性は元気でした^^
初日、旅館での夕食は女性4名が作った野菜の天ぷらと牛丼。揚げたての天ぷら、仕上げに食べた牛丼はさすがに熟練主婦の料理は違うなと感心、本当に美味しかったです。
山登り前に秘湯温泉につかって贅沢な食事と一杯、今回の山行も初日から贅沢な一日となりました。
27日、焼石岳山行は出発時間(5時)になっても前夜からの雨が降り止まず、山行は諦めて中尊寺へ一日観光でもと男性メンバーは既に温泉と観光気分でまったり気味。そのうちに何とか雨もやみ、折角なので途中まででも登りたい、と女性陣から提案があり大幅に遅れてのスタートとなりました。
登山口をスタートすると、雨が上がって間もない登山道は小川のような流れ、初夏の青々とした森を歩く気分は、しばらく山の感触を忘れていただけに山の冷気が体に染み渡るような本当に素晴らしいものでした。
期待していた風景、雪渓が残る焼石岳を背景に一面にハクサンイチゲの花畑、という訳には行きませんでしたが、登山道沿いに咲く花々の姿を楽しみながら久しぶりの山行、長い間の中断からのリスタートとしては体力的にも無理がなく良い山行だったかと思います。
3日目、帰路に当初は計画になかった栗駒山を途中まで登ることになり、須川温泉口から7時にスタートして4時間で戻ることができるところまでと歩き始めました。
栗駒山も花の百名山の一つ、焼石岳よりも更に花の種類が多い印象でした。途中、広々と山々を見渡しワタスゲが一面に咲く名残ケ原の木道を歩き、自然観察路から山腹までの往復。花の名前を教えて貰いながら、いつもの山行ではあまり経験しないほど花を観察しながらの山行でした。
写真の花はウラジロヨウラク、イワイチョウ、ワタスゲにササラドウダン、人間高原植物図鑑の和田Eさんに教えて貰いました^^
須川温泉に戻ると楽しみにしていた栗駒山荘の露天風呂。山の景色を眺めながら入る白濁した温泉、いつか入ってみたかったこの温泉は期待に違わぬ絶景風呂、次は紅葉の時期に一泊でと、また一つ山行計画のストックが溜まりました。
“焼石岳・栗駒山フォトハイキング” に対して2件のコメントがあります。
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花の写真や宴会の写真、楽しく拝見しました。
ひとつ気になる事が・・・・A.Kさんの前に有る大量のビールの空き缶。
さすがと云うかたまげました。山の会の酒豪の横綱決定ですね。
三角点さん、ありがとうございます。
ただ、よく見ていただくと、日本酒300mlが1本と一合アルミ缶、カップが5本並んでいます^ ^