雪訓で得たこと、感じたこと。(白毛門山麓)
日程 : 2026年2月7-8日
参加者 : Y S C M O T I(記)
【不覚と不安】
雪山を学ぼうと以前より申し込んでいた本計画。
しかし気管支炎・咳喘息に罹り、ここ3週間すべての予定がパー。そしてこの週末の予報は最強寒波、豪雪、関東も雪と伝えられ、出発前日にO田・A原コンビの百日咳と感染疑いの報あり急きょ不参加。
未明の出発時は寒さ(山ではなく松戸時点で)と声のかすれでテンションは駄々下がり。大丈夫か?
【学びと再発見】
いざ始まるとそれなりに細胞も目を覚ましたと思う。今回は初めて学ぶ対処法もあり、それを体得できる貴重な機会である
●ツェルトによる雪中緊急露営
雪斜面掘り起こしとザック、マット、ツェルトを組合わせ被る。想像以上に暖かい。座布団用マットは便利だ。Oさんは山岳医療救助用のシェルターを持参、初めて見たがこれもなかなか簡易で良い。

●ワカン登降
個人的に学生時代から使っていた木(籐)製のワカンは径が広く、今回アルミ製を試しに借りて使う。足幅の頃合いが良い。
しかし久しぶりの運動のためか、ワカン装着の登りは息切れがとにかく早い。

●ブロック積み上げ(ツェルト・テント周囲)
これも息が切れ、途中で腰にピキッとした鈍い響きが。ヨレヨレオヤジはいろいろ面倒くさい。
●樹木ナチプロ、カウンター懸垂
二日目は少し上がって樹林帯の支点構築。雪に覆われる中では初。結構勝手が違う。

Yリーダーからロープへの加重で足元の踏み抜き回避を教えてもらう。やってみると効果を感じつつ、時には無残にもぐる。

●雪塔による懸垂下降
これも初。径1m以上、深さ50㎝以上に固めた水滴型の雪塔(スノーボラード)を作るとのこと。

私が作った塔は作りが甘く下降中に崩壊、自ら転倒する失態。本番では洒落にならない。

●1/3引き上げシステム
2チームに分かれ、Sさんのレクチャーを得ながらOさんと実践。雪降る中でいかにスムーズにできるかだ。動画ではいろいろ対処法があり、1/5になると複雑で理解があやしい。これはきちんと復習、会得したい。

そしてこれらを手袋はめたまま操作できることが必要条件と教えてもらう。
【歓喜の夜長】
私は初めてV8テントを使う。かまぼこ型の会で一番広いタイプだが、冬装備では6人でも結構ギリギリだ。

リーダーがテーブルを持ってきてくれ宴会セッティングは快適空間となる。食事担当のS、Oコンビのメニューがすごい。牛筋煮込み、つみれ鍋とも味も温かみも格別、感涙ものである。他にもチキンフライ、菜の花和え、白和えなど冬山テント泊で出てくるとは驚きの手作り総菜が並ぶ。準備と心づくしに本当に頭が下がる。

【さまざまな人間模様】
盛り上がる宴会は面白楽しい会話からまじめな話も。雪山のリスクを体験も交え教えてもらう。ホワイトアウトの恐ろしさは印象的だ。
Yさんのリーダー論や組織改良の思い、Sさんの高みを目指し後進にも伝えたい志し、Mさんの人の接点を広げ人が集まる人望。そして誰に対しても明るく振舞い前向きなOさん。いろいろな人の思いや価値観に触れる。そして私はそこまで拘りと度量があるだろうか(う~ん、あやしい)。
帰途の車内ではCさんの昔の山仕事、そしてその後の仕事や経験を教えて頂く。紆余曲折あるご苦労話に聞き入ってしまう。これも貴重な機会であった。
そして2日目のみ参加のTくん。颯爽と現れ、穏やかな表情と鮮やかにテクニックを繰り出し、そして淡々と去っていく。期待の星だ!
【反省と感謝】
2日目出発時の荷物整理で自身の貴重品袋が見当たらないことに激しく狼狽え、見苦しくドタバタする。荷物を確認してくれたAさんMさん、全体の出発も遅らせてしまい本当に恐縮です。結局自分の荷物内に保護色となって見逃しただけ。神経質さと雑さが不規則に同居する、ややこしいお騒がせオヤジになり下がる
終盤は一気に冷気が遅い、雪降りも激しくなってきた。無事終了である。

最後にこの計画、経験とともにご自身でも研究されたと思われるYリーダーのレクチャーと統率力に本当に感謝します。
そして皆さん楽しい機会をありがとうございました。


