伊藤新道を歩いてきました。

昨年は台風で吊り橋が流され中止になった伊藤新道。

今年は吊り橋が修復されルート全体が整備されたので行ってきました。

コースタイム:
9/29 高瀬ダム湯俣登山口10:16-湯俣山荘13:13-静嵐荘14:24-噴湯丘15:13-静嵐荘15:34 *)静嵐荘に到着後、噴湯丘まで翌日のルートを確認。
9/30 静嵐荘5:04-第一吊り橋6:08-衝立岩6:54-第三吊り橋7:41-第五吊り橋10:12-伊藤新道展望台12:05-三俣山荘14:24 *)午前中は良い天気だったが、午後から雲が出て風が吹き始める。
10/01 三俣山荘5:21-双六小屋7:52-鏡平山荘9:32-わさび平小屋12:21-新穂高温13:24 *)鏡平山荘辺りから風雨弱まる。

参加者:S藤、S口(記)、Y城、会員外1名

湯俣川の渡渉は12回。第三吊橋までは水量が多く場所を選ばないと脚をすくわれそうだったが、その上流は水量が減りどこでも渡れそうだった。2日目の夜半から風雨共に強まったため、3日目はエスケープルートで新穂高温泉に下山した。

 

静嵐荘からジップラインで対岸に渡る。

ところどころ熱湯が吹き出ている。

 

天然記念物の噴湯丘。

吊り橋を渡り渡渉を何回も繰り返しながら沢を詰めて行く。

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沢歩きが終わり着替えをしてから、赤沢を越えひたすら登って行く。

沢が終わってから三俣山荘までの登りが長い。お天気も怪しくなって来た。

三俣山荘に到着。お疲れ様でした。

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伊藤新道の足跡

所感:
ルート全体に良く整備されている。沢歩きでは渡渉を何回も繰り返すが、ある程度の沢経験があり水量さえ少なければ特に問題はないと思う。
今回は沢靴と沢用ウェアを用意したが、暖かい季節で水量が少なければ、水捌けの良いビプラムソールのトレッキングシューズとウェアで対応可能と感じた。
伊藤新道の沢歩き部分の標高差は約250m、沢歩きが終わってから三俣山荘までの標高差は約900mあり、沢が終わってからが長い。
入山・下山共にアプローチが長いため、好天続きでも3泊4日程度の余裕を持った計画がお勧め。

伊藤新道の概要は以下のサイトで確認下さい。
https://kumonodaira.net/ito_shindo/index.html

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