南伊豆ロングトレイル(ツェルト体験)
笠ヶ岳で今年最後の雪歩きの予定が、諸事情でメンバーがどんどん減っていき最終的に2人だけに。じゃあ電車でいける所に修正しようってことで、南伊豆ロングトレイルに行ってきました。宿泊が海岸なので、前から経験してみたかった〝ツェルト泊〟をしてみようと思ってます
【1日目:石廊崎〜吉田海岸】
10:00伊豆急下田駅発のバスに間に合うように集合。GW初日だけど駅は閑散としてました。時間があったのでここで朝マックした
バスに乗って約50分、ここがスタート地点になる石廊崎ジオパークビジターセンター。ジオパークのガイドさんにロングトレイルの詳細など教えてもらいました
天気はイマイチでしたが、伊豆半島最南端からのスタートはわくわくしました。絶壁と海の眺めが素晴らしい
この案内版が各所にあるので、これを頼りに次のポイントまで歩けます。今日の目的地〝吉田海岸〟までは、侮るなかれ起伏も中々な登山道で、最近クライミングばっかりで鈍った体には、いいトレーニングになった
遠くに今日の目的地がみえる。と思ったら、雨がポツポツと降ってきました。雨が降るのは午前中だけの予報だったのに・・・
晴れを想定して、初ツェルト泊にしたのに、なぜなんだ!!!
ダブルウォールのソロテンを持ってきて、快適なテン泊を想定してたザキさんから「ポール忘れた」というつぶやきが聞こえてきた
まさかのツェルト使って2人で雑魚寝!?雨の中??とオモロイ展開で、笑ってお腹痛い
つきましたー!今日のお宿吉田海岸。ポールなくっても、ストック使って立ててやるぜ!と意気込んでる
ポール無しでほんとに立てた!!でも居住スペース狭い!!横の状態で寝たら微動だにできない。すでに雨でびっちょびちょ笑笑
隣にツェルト張ってみました。ここから雨足が強くなって1時間ほど各テント内で待機することに。ツェルト内ってこんなに狭くて、びっちょびちょなのね。いい体験だよ
18:00時頃になってやっと雨がやみました。よし外で宴会だ!
夕暮れの吉田海岸は最高の場所でした。暮れて行く海辺の様子をみながらお酒飲んで、ご飯食べて。いい時間過ごせた
見えるかなー。雨を凌いだご褒美に虹も見れた
後ろ振り返れば、不安しかない。地べたを這うようなテントで、さあ寝ましょう!!!笑
【2日目:吉田海岸〜雲見温泉】
翌朝4:00まだ暗い中起き出す。海岸が綺麗でした
ツェルトは結露がすごい。中で作業するスペースもないので、全て取っ払ってから撤収。ストックの支柱は一晩問題なく耐えてくれました。やってみるって大事〜ポール無しテントも何とか寝れたんでしょうか?
5:30出発で吉田海岸から隣の妻良(めら)漁港へ。そこからさらに越え子浦へ歩きます
今日は天気がいいので海岸沿いがとにかく綺麗。絶景ポイントで休憩
子浦の先、丸子トンネルを通って落居海岸へ。トンネルを抜けると透き通った海が飛び込んでくる。すっご
今日の核心は〝落居海岸の先黄色いルートが通れるかどうか〟偶然お会いした集落の方から「自分が小学生の頃となりの伊浜集落にあった小学校にかよった道で(おそらく50年くらい前)今はとても通れない」と聞くことができました。やむなくピンクルートでかなりの迂回をしたのですが、これが正解だったと思います
伊浜海岸から波勝崎(はがちざき)モンキーベイまできました。ここから高通山へ。今回予定していたルートの最後の山へ向かいます
標高519mとのことですが、疲れた体にとどめ刺す登りでした。最後の山頂制覇!
見晴らしのいい山で、霞んでるけど富士山も見えた
15:10ゴールの雲見温泉に到着!2日間で34.6k/登り標高差2,149m/降り標高差2,173m/歩程15時間で完走しました〜海側のコースは景色がよくって楽しめました。エスケープの誘惑に何度も挫けそうになったけど、完走できてよかった
バス出発まで50分くらいしかなかったんだけど、バス停近くの「番上屋」さんで温泉に入る事ができました。慌ただしく伺ったにもかかわらず、湯上がりに冷たい飲み物をサービスしてくれました。汗を流して綺麗な服で帰れました。感謝しかない
冷たいジュースで喉を潤して、雲見から東京まで帰って行きました〜急きょ決まったコースでしたが、皆んなにおすすめのステキコースでした