梅雨を避けたつもりの北海道登山

日程&コース;
2024/7/4『トムラウシ山』;
短縮登山口5:00-8:42前トム平8:46-9:31トムラウシ公園9:39-10:59山頂11:50-トムラウシ公園13:02-前トム平13:44-17:11短縮登山口

2024/7/7『旭岳』;
ロープウェイ姿見駅8:05-8:26石室8:29-ニセ金庫岩9:54-10:00山頂10:16-11:07石室11:11-11:34姿見駅

2024/7/10『塩谷丸山』:
登山口駐車場9:04-10:10山頂10:35-11:28登山口駐車場

メンバー;S井、O田

北海道の山なら梅雨を避けて登れるだろうという期待とともに、トムラウシ山、富良野岳、大雪山(旭岳)、塩谷丸山登山に出かけました。


新千歳空港からトムラウシ温泉までのドライブを楽しんだ翌日、いよいよ登山ポストのノートに名前と連絡先を記入して、トムラウシ短縮登山口からの登山開始です。


いざという時のために熊撃退スプレーも購入し、とりあえず準備万端。でも、ヒグマに襲われた時に使えるかどうか分かりませので、逢わないことを祈ります。


カムイ天井・・・登山道は、結構ぬかるんでいるところが多いですが、木道がしっかり整備されています。カムイはアイヌ語で、森羅万象に宿る「神」を意味するようです。


チングルマがたくさん咲いています。


ウコンウツギでしょうか。


お馴染みのサンカヨウ。


3時間ほど登ってからコマドリ沢分岐まで下ります。トムラウシ山頂はまだまだ先です。
例年だとここから残雪の上を歩くことになりますが、今年は雪解けが早く、準備してきた軽アイゼンも必要なしです。


前トム平まで登ってきました。


前トム平からはトムラウシ山頂が望めます。


しばらくはゴロゴロした岩の登りが続きます。


少し下るとトムラウシ公園、日本庭園のような佇まいです。


最後の急登を経て、トムラウシ山頂に到着です。
雨が心配でしたが、降られることもなく、ほぼ6時間をかけて登ることができました。
山頂からは、かすかに遠くに大雪山も望めました。
下山は、同じコースを降ります。コマドリ沢分岐からの登り返しがきつかったです。

翌5日は移動日です。


富田ファームからみた十勝岳、富良野岳方面には重そうな雲がかかっています。


久々の北海道の風景にS井さんはご満悦です。

6日は、お花畑を愛でるために富良野岳の登山口まで行きましたが、思わぬ強風と雨のため、登頂を断念。観光に切り替え、旭川の旭山動物園へ。


ヒグマもしっかり見てきました。世界で一番大きなクマはヒグマではなくシロクマだそうで、勉強になりました。

翌7日は大雪山(旭岳)登山です。しかし、朝からの雨で、山は雲の中。
思案しましたが、風がそれほど強くなかったので、コースを周回から頂上往復に変更しての決行です。


登山道と頂上はガスの中で、残念ながら眺望は全く望めません。コースタイムの7割での早足登山になりました。

翌日は移動日で札幌に向かいます。
この日のハイライトは、ビール園でのジンギスカン。


またまた、ご満悦です。ラム肉が美味しかったです。

 おまけのすすきの見学です。

最終日は小樽近郊の塩谷丸山に登りました。地元の人しか登らない低山とのことですが、頂上から石狩湾の眺望は素晴らしいものでした。


標高629mです。


塩谷丸山から望む石狩湾。ふもとの街は余市です。

梅雨を避けての北海道山行でしたが、あいにく天候不順に悩まされました。
それでも、トムラウシ山と旭岳の百名山2座と、小樽近くの塩谷丸山に登ることができ、異なるタイプの北海道の山を楽しむことができました。また、北海道のB級グルメも堪能できました。
素敵な計画を立てていただいたS井さん、ありがとうございました。

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