道東4座日帰り登山(羅臼岳・斜里岳)編

日程  2023年7月6日~10日
メンバー:L:W辺K・SL:W部Hさん・Fさん・I崎さん・Y田M(記)

この山行の打ち合わせのとき、五日目お天気がよかったら雄阿寒岳にも登りますとK子さん。
私たちもせっかくいくのだから登りたいねとは言っていたが、4日間毎日日帰り登山がこんなに大変だとは思いもよらなかった。知らないって怖いわ~

6日:羽田7:10JAL565=8:55女満別/レンタカー=(買い出し)=岩尾別温泉 (98㎞、2:30)木下小屋(泊)
女満別空港からレンタカーで今日泊まる木下小屋に向かいます。途中でビジターセンターに寄りヒグマの情報や対処方法を聞く、知床半島はヒグマの密集地帯なので会いたくないですから。そうそう、同じ飛行機で群馬から来たという6人グループの人たちがいてコースが私たちとほぼ一緒、3日間抜きつ抜かれつしてました。(泊まるところは違ったけど)

今日お世話になる木下小屋、素泊まりの寝具なしなのでお安い。小屋番さんはなかなか味のあるお方でした。写真撮るの忘れましたが、スーパーでジンギスカンと野菜等を買って入山祝いをしました。明日の天気はあまりよくないけど持ってくれることを祈り眠りについた。

7日:木下小屋4:30-5:20オホーツク展望台―6:20弥三吉水ー7:25銀冷水ー8:35羅臼平ー9:55羅臼岳ー11:00羅臼平ー11:55銀冷水ー13:00弥三吉水ー14:25木下小屋 ※山行時間約9時間50分(休息含む)

予定より早く木下小屋のところから登り始める、平日なのに登る人が結構いる。

樹林帯を抜けると大沢入り口につく、雨が落ちてきて風も強くて寒い。大沢入り口から羅臼平までは、お花畑が広がっていましたが見る余裕がない。


チングルマの群落、お花も雨と風で寒そう

羅臼平にやっと着きました風が強くて、ハイマツの陰で休憩を取る。降りてきた人に聞くと上はもっと風が強いと言われた。


雨と風のなか黙々と登る、溶岩ドームの岩場を登っていくとゴーゴーと風の音


オホーツク海から吹き付ける強風というよりは爆風、なんとか看板につかまりながら根性で写真を撮った。

私たちが下山するときにも、こんな天気なのにたくさんの登山者が登ってくる。下るにつれ下界は晴れていてオホーツク海も見えました。羅臼岳の感想はお花が多いこと(ゆっくり見られなかったが)お天気がよかったら展望がいいだろうな~見てみたい気もするがもう来られないと思う。


無事に下山して温泉に入り、次の斜里岳登山口にある清岳荘に向かいます。
清岳荘は町営、ここも素泊まりでしたがきれいな小屋です。

8日:清岳荘4:45ー5:55下二股ー7:45上二股ー8:30馬の背ー9:00斜里岳9:30ー10:25上二股ー11:30熊見峠―12:25下二股ー13:40清岳荘 ※山行時間約9時間(休息含む)
山荘の前が登山口、K子さんのお宿選びは完璧です。今日も予定より早く出発。

下二股までは登山道かと思いきや、下二股まで10回以上の徒渉が待っていた。と言うことは下山時も徒渉があるということです。

下山する新道との合流地点の下二股、帰りは右から下りて来ます。この道がまたもう・・・・


本格的に沢沿いの道を上る、ピンクテープ等はありますが増水時には歩けないだろうなと思う。
なんちゃって沢やの私は沢登りをしているようでとても楽しい。


滝は大小ありましたが、滑滝の羽衣ノ滝がきれいです。巻き道もきちんとありました。

馬の背までガレ場を登り一休み、馬の背から一山登った先に斜里岳の山頂が見えてきました。


昨日とは打って変わり、暑いくらいの山頂でみんなにっこり。昨日の羅臼岳は何だったのだ‼

斜里岳から下山時のガレ場でY田が転倒、太ももと頭を岩にぶつけてしまい皆に心配をかけてしましました。幸いたんこぶと打ち身で済み、なんとか気持ちを落ち着けて歩くことができました。本人は何で転んだのかわからなくて、でも事故が起きるときはほんの一瞬なんですよね。

上二股から新道コースに入り、尾根に出ると熊見峠までの登山道が見える。熊見峠から下二股までの下山路も悪路で滑らないように慎重に下る。


無事に清岳荘まで戻ってきました。
次のお宿に向かう途中見えた斜里岳、きれいなお山です。


今日のお宿は阿寒湖畔の東邦館、リーズナブルでフレンドリーで人気のお宿です。

まずはお疲れ様の乾杯‼生ビーが五臓六腑にしみます。

斜里岳は沢に登山道があると聞いてはいましたがほぼ沢を歩く、滑らない岩質でしたが全体的にナメなのでルートを間違うと行き詰まる。今回は水量が少なくてよかった、土曜なのでたくさんの登山者が登ってきていました。

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