2024年歩き納めの燕岳、帰路で車また動かずか!?

2024年の歩き納めで燕岳に行ってきました

【日程】2024/12/27-29
【12/27(金)】登山口10:00-中房温泉16:00テント泊
【12/28(土)】中房温泉7:45-第一ベンチ8:45-第三ベンチ10:10-合戦小屋11:50-燕山荘14:00小屋泊
【12/29(日)】燕山荘7:45-合戦小屋8:45-第三ベンチ9:30-第一ベンチ10:25-中房温泉11:00-登山口15:30

 

メンバーはこちら

 

天気予報はイマイチでしたが2024年の歩き納めと雪山スタートに選んだのは燕岳!

一年ぶりの雪テント装備(1人約15kg前後)に絶望の4人

 

中房温泉までの林道歩き12km(ずっと登り)に絶望の4人

 

ちと和む

 

でもこの道(単調)を6時間で絶望の4人

 

ついに到着中房温泉

 

中房温泉のテント場は温泉の地熱で雪が溶けてる。雪が降り始めてきたので急いで設営。おニューのエスパース使わせてもらいます

 

マイナス10度くらいのテンバでもキンキンビールで乾杯の絶好調の4人

 

夕飯は「鴨鍋」(セットを煮込むだけ)を手料理として振る舞う。ネギは自分で切ったから手料理だワイ

 

ちなみに、こちらの鴨鍋セット。スープが美味しかったです。冬の食担になって困ってる方スーパーのチルドコーナーにありましたら使ってみてください。好評間違いなしでございます

 

デザートに手作りのリンゴのワインタルト登場で目ん玉飛び出た(激ウマ)

 

 

【翌朝】

夜中降った雪が積もってた。このテンバが標高1,454m、目指す燕山荘が標高2,699m。途中の合戦小屋から上は場所によっては腰までのラッセルと強風で、前日には撤退したパーティーもいたそうな

 

出発準備はなるべくゆっくり行なって、後続に入る作戦の我ら。テント装備は全て中房温泉にデポ

 

引き返す事も考えて、タイムリミットを決めて出発。燕山荘まで行きたいなーと頑張る

 

昨日の絶望が嘘のように軽々上がって来れた(荷物が軽くなっただけかも)でも昨日の林道歩きで雪に慣れたに違いないと褒め合う。合戦小屋から先はワカンとピッケルに持ち変えてスタート

 

真っ白だけど、ありがたい事に風はほとんどなく、トレースがしっかりついていたので、これなら燕山荘まで行けると判断して一歩ずつ上がっていく。この先の急坂が本当にしんどかった。これぞ雪山

 

ついたー約7時間45分で燕山荘到着です。最後冬季小屋から燕山荘までの100mだけ吹雪いていましたが、それ以外は穏やかで助かりました

 

泊まってみたい山小屋として人気の燕山荘さんは暖かく迎えてくれました

 

そして、またもやキンキンビールで絶好調の4人。吹雪で燕岳は断念しましたが、ここまで来れて感激

 

夕飯はこんなメニュー。クラムチャウダー美味しい。ハンバーグとフライもサクサク。豪華な夕飯

 

 

【翌朝】

残念ながら天気回復せずで、燕岳は諦めて下山する事に

 

夜中降った雪で積雪は増えてましたが、トレースはしっかりありました。ふかふかの雪質をかき分けて下山

 

3時間くらいで中房温泉まで戻って来れた。このあと荷物を回収して地獄の林道歩きが始まる。中房温泉で昼食を取って気合いを入れる

 

駐車場近くのゲートまで戻ってきた!足が痛いし荷物が肩に食い込んでる。でも車まであと10分くらい

 

15:30やっと到着!!が、しかし

 

あれ

 

あれ

 

車のキーが反応しない

鍵をザックの雨蓋に入れてたから、寒さで電池残が無くなったのかも。まずは手やホッカイロで温めてみる→無理

 

電池切れなら物理キーだ!とやってみるも硬くてキーカバーが外れない。YouTubeで動画を見てもうまく明けられない→無理だ

 

親切なお兄さんが、自分の鍵の電池を外して貸してくれるも、型番が合わないのか反応せず→まさか寒さで車のエンジンとか、バッテリー自体ダメになってる??(ここで念のためJAFを依頼)

 

雪国で車が動かなくなった、過去の悪夢が蘇る
レッカーの過去1
レッカーの過去2

 

電池買いに行きたくても近くのコンビニまで約4k。レッカー車が来るのも1時間弱との事だったので、もう覚悟を決めて待機する事に

 

その間諦めずに物理キーのカバー開けにトライしてたおダッチから「カバー開きそう!」との声が!!

 

「開いた!!」

 

 

やったー開いたー!!エンジンかかったー!と喜ぶ右と中央。JAFへキャンセル電話する左(車のオーナー)。よかったただの鍵の電池切れでした。エンジンとバッテリーは問題なかったーと、年の最後に見事な万歳をする我ら

 

2024年の最後にふさわしいハプニングをありがとうございました。山の感動を一瞬忘れ、レッカーせずに済んだ安堵で盛り上がる車中。来年もまたよろしくお願いします

 

2024年歩き納めの燕岳、帰路で車また動かずか!?” に対して2件のコメントがあります。

  1. siva より:

    バス道は長かったですね。夜行で入ったのですが合戦小屋までたどり着けず第三ベンチで幕営でした。燕岳は強風で撤退しました。無事戻ったテントの清酒がキンキンに冷えていたのを思い出すと生唾が出ます。20年前の全く同じ日を思い出しながらお疲れ様でした。!

    1. kinnikuman より:

      テント装備で第三ベンチですか!?わたし達は中房温泉まででヘトヘトでしたよ。すごい

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