京都トレイル比叡山・翠黛山(すいたいやま)

【行程】

3月28日(金)松戸ー東京ー京都⇒宿に荷物を置き七条駅まで歩く。一乗寺駅下車。詩仙堂。圓光寺。曼珠院

修学院離宮(80分の見学)修学院駅ー七条駅⇒徒歩で宿へ。

3月29日(土)宿から七条駅ー出町柳駅ー八瀬比叡山口駅ーケーブル八瀬ー比叡ーロープウエイ比叡ー

延暦寺根本中道ー横川ー仰木峠ー大原三千院ー宿

3月30日(日)宿から寂光院ー翠黛山ー金毘羅山ー鞍馬駅

【メンバー】

リーダーK地さん・サブリーダーW田さん・S木千八子さん・H川

もうすぐ、京都駅。雨上がりで、なんと、なんと、虹が出ている。(新幹線の中から)

到着。京都タワーが見えた。「ホテルがある七条通の、方角がわからず駅の中をうろうろ。初めてってワクワクします。見つけました。なんとなんと、こんな路地の奥。ゲストハウス。

今日の予定は修学院離宮の見学。10世紀後半にこの地に「修学院」というお寺が建立された。南北朝時代以降寺は廃絶したが1655年~後水尾上皇により造営工事がされ皇族の別荘となった。

宿を出て、鴨川のそばを歩き七条駅に。出町柳町で乗り換え一乗寺駅へ。面白い看板のとんかつ屋の前を歩き一条寺下り松の前を過ぎ、詩仙堂へ。これぞ京都。きれいな苔むした庭。ししおどし。

八大神社。宮本武蔵が決戦に臨む前に参拝した神社。

次は、修学院離宮へ。予約制なので、携帯の予約番号を見せて、中へ。80分かけて園内を案内してもらう。

 

修学院離宮を後にして、修学院駅に向かう。途中、コーヒー屋さんを探すが見つからず。アーケードの商店街でパンを買い(明日朝・昼ごはん)そこで尋ねると、洋服屋(着物をリフォームして作った洋服)の奥がコーヒー屋さんだと。商店街で買ったものを持ち込んで食べてもOK。小さな商店街の素晴らしい協力体制です。ケーキ屋さんもあって、買って持ち込んでもOK。

宿に帰り、宿のお兄さんにおすすめの居酒屋を聞いて、18:00予約。タクシーを拾いレッツゴー。

 

 

京おでんを注文。赤いこんにゃくにびっくり。歯ごたえがある。なんで赤いの?不思議。とろろ昆布とネギがおでんにのっているのにもびっくり。甘い味付けだった。うーん・・・肉じゃがみたいな味?おいしかったです。

宿に帰り、W田さんと、T八子さんは宿の大きなバスタブでお風呂に入った。K地さんとH川は外のお風呂に。

シャワーが昔ながらの壁に取り付けてあるタイプだった。夜風に吹かれながらてくてくと帰ってきた。

2日目(4月29日)

6:50共有広場のテーブルで朝ご飯。

昨日の帰り道で買った、シフォンケーキとゆで卵。コーヒーは宿で自由に使える。調理器具もそろっている。長期滞在の人が利用しやすい宿だ。部屋は、4人部屋のベット。4隅にカーテンが付いている。各部屋は壁で区切られているだけで天井は昔の梁や柱がむき出し。面白い宿でした。

7:30さあ、宿を出発です。名残惜しいですが・・・今日は長帳場。頑張るぞー。比叡山へレッツゴー。

叡山電鉄の出町柳駅。叡山電鉄乗車の記念撮影スポット。

 

 

叡山電鉄で「八瀬比叡山口」⇒徒歩で「ケーブル八瀬」⇒ケーブルカー+ロープウエイで比叡山頂へ。

ケーブル八瀬では飼い猫がいた。駅は天井が芸術だ。お寺のような天井。日本一の急こう配のケーブルカー。

大きなアンテナの前を歩いて登り始める。比叡山の三角点に到着。9:52。

 

阿弥陀堂を目指す。比叡山延暦寺。大講堂。根本中道は工事中。改修工事の様子も見られるが、先を急ぐのでパス。10:26。浄土院の前も通り過ぎて(チラ見。庭の砂目の模様がきれい)10:54。各県の奉納した灯篭があった。「茨城教区」「群馬教区」「南総教区」「北総教区」・・・杉木立の中を進む。「京都一周トレイル」の道標が目印。椿堂11:05。釈迦堂到着、11:20。昼休憩。トイレあり。

 

 

 

 

 

 

横川中道まで38Km。仰木峠まで54km。「東海道自然歩道」の標識。

神棚に上げる「シキミ」の花発見。黄色い。匂いなし。こんな大きな木になるんだとビックリ。

 

トンネルをくぐり、お地蔵さんがたーくさん並んでいるところを通り玉体杉。梅花オーレン発見。小さな白い花です。群生している。(牧野富太郎博士がこよなく愛したお花です)延暦寺13:15(横川)仰木峠に向かう階段。杉木立の中を歩く。仰木峠到着。573m。12:30。ここまで来れば一安心。大原までは1時間15分。

 

15:30大原の里に下りてきた。田んぼがあった。かやを刈った後の残る畑。家々の屋根の形が独特だ。

16:00、大原三千院到着。靴を持って建物の中を拝観。(700円)庭のコケと杉が見事。ショウジョウバカマの群生。コケ蒸したお地蔵さん。マンホールの模様が歯車の模様。家紋?大原女の小道を歩き宿へ。大原温泉と看板が出てくる。17:08「大原山荘」到着。

 

3日目(4月30日)

8:00出発。寂光院の前を通り、橋の処に道標あり。「金毘羅山を経て江文峠2.9km」橋を渡る。

ここからの道が急登。階段を上り、登りきったところを左に行ったら間違えだった。古いお墓があって墓参りのための踏み後でした。階段まで戻り直進した。ピンクテープを捜しながら登る。途中道が崩れ落ちていて危険箇所あり。二手に分かれて進む。声を掛け合い進む。尾根に出たときにはホッとした。つかんだ枝が折れたら真っ逆さま・・・・。ここは、整備してほしいところです。(誰に言えばよいのか?)

大原の里10名山「翠黛山」(すいたいやま)577m。9:24。

 

大壺大神10:00。赤い柵で囲まれている。金毘羅山に向かう途中の見晴らしがよい石の上。韓国語?の石塔が立っている。里を見下ろすように文字が書いてある。その先が金毘羅山だが行かず、そこから参拝。

大壺大神の下で一休み。琴平新宮社10:47。下って右に降りる階段あり。江文峠に向かう。静原に下山11:11

山道は、木の伐採工事中で今日まで通行止め。畑の広がる道路を歩いた。途中登山口の静原神社のそばを通るバスが来たので、乗った。神社前に公園があって地元の中学生二人がキャッチボールをしていた。トイレあり。

最後の休憩。これを食べたらもう、私はほとんど食料がない。大原ではコンビニもなく、宿にも漬物しか売っておらず。

雨?いや、みぞれが降ってきた、空が真っ白になるぐらい降ってきた。傘を差しながらご飯を食べた。12:05。神社の前に大きな杉の木があった。4人で手をつないでも届かないぐらい太い幹。5人でつながりそう。

12:30出発。薬王坂を登り鞍馬に向かう。民家の家の屋根がいぶし銀に輝いている。瀬戸内の風景のようだ。みんな同じ瓦を使っている。「京都一周トレイル北山コース」の道標。東海道自然歩道(モミジのマーク)江文峠2.2km。薬王坂1.1km。鞍馬1.7km。の道標あり。民家の壁や柱にベンガラの塗料が塗ってある。屋根下の壁には飾り窓がある。やはりマンホールのふたが同じ歯車模様だ。土壁の土蔵もあった。結構な急坂を登る。

薬王坂到着13:16.鞍馬まであと600m。

14:00鞍馬駅到着。うどんを食べて、ビールで乾杯。駅には天狗のお面の飾り物。

出町柳駅行きの電車に乗る。

 

1日目・・・6時間36分。距離12.7km。登り579m。下り1,120m。

2日目・・・5時間52分。距離7.6km。登り674m。下り686m。

リーダーのK地さん、本当にお疲れさまでした。これだけの計画を立てるのはものすごく大変だったと思います。とても、思い出深い山行でした。観光あり、温泉あり、冒険あり、

大先輩方とご一緒出来たことでたくさんの収穫ができました。

そして、お泊りしたことによって皆さんの体の柔軟さに触れることもできました。

私も努力をしないと・・・頑張ります。                        H川記

 

 

 

 

 

 

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