💛 太鼓曲輪尾根💛 歴女の推し活
【日程】2025年12月17日(水)
【メンバー】S木H(L)、Y田(SL)、M藤、R(記)
【行程】新松戸 7:24 = 西国分寺 8:27/8:34 = 高尾駅 8:59 → 高尾駅北口 9:00(徒歩)→ 宮の前バス停 9:30 → 太鼓曲輪尾根登り口 9:35 → 摺差北分岐(北高尾山稜)11:50 → 熊笹山 12:20 → 富士見台 12:40(昼食15分)→ 八王子城山 13:46 → 三叉峠 14:15 → 向山北砦 14:30 → 心源院 14:50 → 川原宿バス停 15:15
高尾山北稜の太鼓曲輪(たいこくるわ)尾根❓ 聞いたこともない名前でしたが、「八王子城」に心を惹かれ、迷うことなく予定を変更して参加しました。

*八王子城鳥瞰図は、「余湖くんのお城のページ」より、管理人様のご了承を得て転載させていただきました。

ここが登山道の入口ですよ@@

現代のインフラを越えたその先に、戦国時代の防衛線が待っている—— その感覚が、何とも言えず心を高揚させます。
落ち葉に覆われた急斜面、高速道路の轟音。その中で次々と現れる、1から5までの堀切。

曲輪と堀切の構造~『歴史作家の城めぐり』幻冬社より


名前の由来は周辺の山々に繁茂していたクマザサ。冬になると葉の縁が白くなり、隈取のように見えることから「隈笹」と呼ばれ、それが「熊笹」へと転訛した。🐻とは関係ないです。

富士見台で昼食。木々の間から差し込む木漏れ日が心地よい。

富士見台より望む今日の富士山🗻

プラスチックのごみと思いましたが、S木さんいわく、蜂の巣とのこと。(驚)

八王子城山頂部の要害が落ちた際、最後の戦いに備えて退避した場所とされ、「詰の城」と呼ばれています。八王子城、わずか一日で落城した悲劇の城…

八王子神社前。記念の自撮り
八王子神社以降は、手作りの案内標識が多く見られ、英語・韓国語・中国語の表記も添えられていました。そこでふと、「ここは東京なのだ」と実感させられます。

思いやりを感じる案内表示



女坂の英訳は gentler slope。
ちなみに男坂は steeper slope(急登)、性別配慮の行き届いた英訳に、納得です。

戦乱を逃れ、甲府から八王子へ。武田信玄の娘・松姫が暮らした心源院。

🌸樹齢300歳の枝垂れ桜🌸
終点の心源院に到着。境内には立派な枝垂れ桜があり、いつか満開の季節に再訪したいと思いました。
歴史探訪と山のトレーニング、そのどちらも存分に楽しめた、大変満足度の高い一日でした。
経験者でなければなかなか足を踏み入れられないバリエーションルート。リーダー、サブリーダーのお二人には、心より感謝いたします。

