小川山の下見山行
行程:5月16日~17日
マルチピッチ:左岸スラブ(ルート:春の戻り雪)、ガマスラブ(ガマルート)
トップロープ:弟岩、フェニックスの大岩
メンバー:O田、A原、たまちゃん
今年の岩沢分科会の夏合宿予定地は小川山に決定しているが、実は私とA原さんは小川山の岩場を登ったことがない。
夏合宿では山行のリーダーも務めなければならいので、今回、実際に小川山へ岩場の下見に行ってきました。
16日朝、廻り目平キャンプ場に到着し、先に寝床となるテントを張ってから出発!

廻り目平キャンプ場から歩いて20分ほどで、左岸スラブのマルチピッチルート「春の戻り雪」に無事到着。
1ピッチ目は期待の新星たまちゃんがリードで登る。
さすがたまちゃん、臆せずにするする登る。

春の戻り雪はグレードとしては5.7だけど、プロテクションが少なくスラブに慣れてないと結構怖い。
初見だったので、いろいろとルートミスもありながら、3人でなんとか完登。

春の戻り雪の終了後、廻り目平に戻り沢向の「弟岩」を偵察に行く。

弟岩に到着して、トポを見てもさっぱりルートがわからない。
うーん、登れそうなルートはどこだ??

弟岩の裏面に周り、岩峰の上部まで歩いて行ったところ、クライマーを発見。
そのクライマーさんに聞いてやっとトポに書いてあるルートを見つける事ができました。
しかし、弟岩のグレードが優しいところはすべてクラックルートで、クラックの登り方を知らない我々には手も足も出ず、早々に諦めて撤退。

登り終えたあとはキャンプ場に戻って、お待ちかねの乾杯!
この日はなんと、A原さんがおつまみに生ハムチーズロールを作成!
とても美味しかった。
あとは、お鍋をメインにお酒と夕飯を楽しみました。

酔いつぶれ常習犯のたまちゃんも今回は自制してほどほどに。
2日目はガマスラブのマルチピッチルート、ガマルートに挑戦。
無事にガマスラブに到着。それにしてもでかいスラブ岩だ。

ガマルート1ピッチ目、A原さんが挑戦するが、スラブへの恐怖でどんどんルートから外れていく。
後ろからルート指示の野次を飛ばすが、恐怖心を克服できず0ピン敗退。

代わってO田が1ピッチ目をリード。
確かにスラブは怖い。なんとか、終了点に到着し、セカンドを引き上げる。
セカンドで引き上げられるときは、A原さんも恐怖心がなくなるのか、ぎゃーぎゃー言わずちゃんと登ってこれた。
スラブは技術よりもメンタルかもしれない。

ガマルート2ピッチ目は1ピッチ終了点からロープをしまって若干歩き、ガマスラブ2階と呼ばれる岩場まで移動する。
トポを確認しながら、たぶんここだよね、という2ピッチ目を登り始める。
たまちゃんが2ピッチ目をリードしたがトポに書いてあるトラバース箇所がわからず、上部で右往左往。
その間に後続のチームがやってきて、隣のルートを登り始めた。
ガマルート2ピッチ目の取付きは、どうやら隣のルートが正解だったらしい。

その後、後続チームが続々と現れてしまい、我々が正解の2ピッチ目のルートに取り付けたのは3パーティ6人が登った後になってしまった。
しかし、どのパーティも2ピッチ目の核心で立ち止まる時間が長い。
下から見ると大したことなく見えるのだが、いざその核心に来ると手も足も出しづらい。
エースのたまちゃんがリードで突破してくれたので助かりました。

3ピッチ目もなかなかキワドイ。
A原さんがリードに挑戦するも太刀打ちできず、再度たまちゃんがリード。
今日の下見山行でたまちゃんが来てくれて、本当に助かった。
O田とA原では、ガマルートは1ピッチ敗退でした。

ガマルートは5ピッチのルートだが、当初の計画通り3ピッチで終了とし、4ピッチ目の取付きを確認後、懸垂下降で降りました。
今日は下見が目的なので完登はまた今度。

その後、「フェニックスの大岩」へ下見に。
こちらの岩はトポ通りでルートも分かりやすい。

岩の裏側から歩いて上部まで登れるので、そこに支点を作ってトップロープで登る事ができる、初心者には嬉しい岩場です。

5.6~5.8の優しめのルートもいくつかあり、初心者でも楽しめそうな岩場でした。

2日間たっぷりと小川山の岩場を堪能し、とても充実した山行でした。
しかし、小川山にはまだまだ数多くの岩場がありますので、今後もチャレンジしていきたいと思います。
たまちゃん、A原さん、2日間お疲れ様でした。
とても楽しかったね。ありがとうございました!



