赤石岳は遠かった
ー念願の南アルプス赤石岳についに登頂ー
4年前は荒川東岳まで、そして昨年は千枚岳で撤退、となかなか赤石岳まで届かなかった。いろんな意味で遠かった赤石に、強力なメンバーのアシストもあり、ついに登頂できた。
◆行程 8/2 16:00椹島ー椹島ロッジ泊
8/3 4:00椹島ー7:50清水平ー10:20 駒鳥池ー11:30千枚小屋泊
8/4 4:00千枚小屋ー5:00千枚岳ー:55荒川東岳ー8:30中岳ー10:00荒川小屋ー13:10 小赤石岳ー14:05赤石岳ー14:20避難小屋泊
8/5 4:00赤石避難小屋ー6:30富士見平ー7:10赤石小屋ー11:00椹島
◆メンバー Hさん(L)・Sちゃん(会員外)・K
椹島ロッジをライトをつけて4時出発。雨模様だったが間もなく回復し、水場のある清水平を目指して進む。昨年も来ているので、岩ゴロゴロ・急な登りの連続の感じを思い出す。Hさんは、ちゃくちゃくと安定した足取りで登っていく。
清水平を過ぎ、駒鳥池に着くあたりから、登り下りの人に会うことが多くなった。
千枚小屋まであと2,3分というところで雨が降り出したがなんとかあまり濡れずにすんだ。小屋は満員、夕食は昨年同様ハンバーグ、そして、昨年と全く同じ場所に寝ることになった。
ついに赤石登頂の日。出発前は雨が降っていて天候がかなり心配だったが、まだ黒々とした東の空に富士山の頭が雲の上にぼんやりと見え始めた。30分ほど登り、千枚の手前では美しい日の出が見られた。
荒川東岳周辺は、岩場の合間に高山植物が今を盛りと咲き誇り、へとへとの気持ちと体を少し和ませてくれた。残念ながら、今回は誰も花に詳しくなく、「きれいだねー」という声は出るが、花の名前はほぼわからず。
やっと着いた荒川小屋でゆっくり昼食をとり水を汲んだが、もうかなりの体力消耗だった。
天気がよくなってきたこともあり、小赤石の肩に向かう稜線は実に壮大で、南アルプスの醍醐味を感じさせてくれる素敵なところだった。ただ、疲れははんぱなく、スローペースでしか進めなかった。
14:05赤石岳登頂! 3度目の挑戦。赤石岳がやっと迎え入れてくれた感じ?
H美リーダー・Sちゃんに感謝しかない,
雲も切れていて赤石岳周辺の山々の稜線も、緑と岩に覆われた荒川岳も、すっきり見えていた。
10人しか宿泊できない赤石岳避難小屋では、初日から抜きつ抜かれつしてすっかり家族のようになった他の6人メンバーと小屋番のお兄さんと楽しく、石油ストーブを囲み語りあった。H美リーダーは、疲れ知らずで、常に明るく元気で声もはずんでいた。そしてSちゃんは、よく食べよく動き、頼りになる人。
最終日は、2000Mの激下りを覚悟していたが、予想通り長かった。しかし、帰る日こそ、最高の天気に恵まれ、青空と緑深い南アルプスの変化にとんだ山道を、満足感に浸りながら楽しく?下ることができた。登頂できるまでの年月も、3121Mの頂上までの道のりも遠かったが、満足感はかなり大きい今回の山行だった。






小屋番のお兄さんと



三日ぶりに椹島に帰って来た!