八ヶ岳本沢温泉・雪山の洗礼山行
【行程】
11月18日(土) 松戸駅5:30=稲子湯旅館9:00/9:30-しらびそ小屋12:05/12:15-本沢温泉14:30(テント泊)
11月19日(日)
(O田・A原コース)本沢温泉8:20-本沢温泉野天風呂8:30/8:50-本沢温泉8:55-しらびそ小屋10:30/10:40-稲子湯旅館11:45
(Bラウン・K田コース)本沢温泉8:20-稲子登山口12:15
【メンバー】
L:O田(記)、SL:A原さん、Bラウンさん、K田さん
暦の上では 立冬に入り、初冬に差しかかった11月中頃。
低山はまだまだ晩秋の装いなので、温泉ハイキングの気持ちで入山しましたが、八ヶ岳はすでに冬山の装い。
今シーズン最初の雪山の洗礼を受けて参りました。
登山口の稲子湯旅館につくなり数cm雪が積もっており、まだノーマルタイヤだった車でヒヤヒヤしながら到着。
前々日、稲子湯旅館に電話したときは「道路は凍結してません。」って聞いてきたのに(泣)
まぁ、でも、八ヶ岳だしこのくらいは雪があるよね~、と、夏靴で歩きだします。
しらびそ小屋辺りまで登ってくると、積雪は10cm以上に。
この日は本当に寒くて、気温も氷点下。夏靴だと足が冷たい~。
でも、すれ違う他の登山者の中には、なんと半袖の人も居ました。寒そう~。
我々、防寒だけはしっかりしてきたので良かった~。
雪の中でも暖まるおしゃべりをしながら、ゆっくり歩いて本日の幕営地、本沢温泉のテント場に到着。
テント場はもちろん雪だらけ。今シーズン初の雪中キャンプとなりました。
タイミングよく(?)、テント設営後に雪がどかどか降って来て、さらに気温が下がったような。
天気が良ければ、有名な野天風呂に入りたかったのですが、流石にこの天気では断念。
なので本沢温泉小屋の内湯で暖まろうと思ったら、気温が低いせいかお湯がとてもぬるく、A原さんが「こんなんじゃ暖まらなーい。」と文句たらたらでした(笑)
お風呂から上がったら、それぞれテントに入り、そのまま食事して就寝。
標高も2000m以上とあって、気温はおそらく氷点下10℃くらいまで下がったと思います。
寒いし、雪は降ってるし、とてもテントから出られません。
雪は夜半まで降り続き、風も強くテントが時折バタつく、厳冬期さながらの極寒キャンプとなりました。
翌日は朝から快晴で八ヶ岳ブルーが広がっていました。
当初は硫黄岳まで上がる計画でしたが、昨晩はさらに数十cmも雪が積もったので、夏靴で軽アイゼンしか持ってきていなかったのであっさり断念。
そして、昨日行けなかった野天風呂に行き、足湯だけして楽しみました。
しかしこの後、事件発生。
野天風呂を見に行かず、先行して下山したはずのBラウンさんとK田さんが、合流地点のしらびそ小屋に居ません。
先に行ってしまったかと思い、すれ違う他の登山者に「女性二人組の登山者とすれ違いませんでしたか?」と聞いても、誰もすれ違っていないと言う。
さてはBラウンさん、道を間違えて分岐をまっすぐ行ったな~、と。
スマートフォンの電波をONにすると、すぐにBラウンさんからLINEで「道間違いしました」と(笑)
ということで、BラウンさんとK田さんは、別の登山口に降りてしまったので、後ほど車でピックアップ。
でもまぁ、冷静な判断(?)で皆、無事に下山できました(笑)
Bラウンさん、K田さん曰く、稲子登山口方面は傾斜のゆるい尾根沿いを歩く、気持ちのいい陽だまりハイキングだったとの事でした(笑)
お昼ごろに下山したので、近くのレストラン(レストラン141)でランチして帰りました。
地元っぽいお客も多く人気店のようで、牛すじシチューが美味しかった~。
Bラウンさん、K田さん、A原さん、いつもの顔ぶれですが、今回もとても楽しかったです。
それでは皆さん、次回の山行もどうぞよろしくお願いします。