奥妙義の奇峰、恩賀高岩に登る

「日程&コース」

10/13  東登山口9;00-9:30コル-9:42高岩(雄岳)11:40-12:35コル-12:40雌岳-13:17展望台-14:17西登山口

「メンバー T内、OK田、O田、AI、櫻井(記) 」

碓氷軽井沢近く、垂直に聳える二峰の奇岩が目に入る。高岩だ。2年前から登る機会を狙っていた群馬百名山です。しかし1084mの低山ながら、30mの垂直なチムニーの岩場を登るのはそれなりの経験と技術が必要な山でもある。今回、メンバーにも恵まれ秋晴れの中、登ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

路肩に駐車し、ハーネス装着して東登山口から山道に入る。枯葉、倒木、岩ゴロで道は不明瞭でいきなり急登になる。O田さん、AIさんの案内で迷わず進めた。しばらくすると巨岩の基に祠があった。「御岳大権現」とのこと。

さらにコルまで登り、右折し染み出して濡れた岩の基部を一段下がって右にトラバースするとチムニーの取付に着いた。

ザックを立木にスリングとカラビナで止めてデポ、まずAIさんが登って最上部で支点構築、順にハーネスにロープを結び登る。

手がかりは多く鎖もあるが、垂直の壁は狭く、一部オーバーハングしている。結構腕力使った。

チムニー最上部を右に巻き、10分位で雄岳山頂に出る。紅葉はまだだが、秋の気配「リンドウ」がかわいい。

 

 

 

 

暑いくらいの日差し、高度感ある山頂から360度の展望のご褒美です。東には谷急山や妙義山。南には日暮山や荒船山・・・

さあ、下山。チムニーの下降は懸垂下降することになった。外岩初の懸垂下降に挑戦です。このために練習してきたもんね。

コルに戻り、雌岳に向かう。雌岳本峰P2は鎖も無く、基部に行くのも左右切れ落ちたナイフリッジ、パスする! そして雌岳北峰P3到着。鎖はないが簡単に上れた。右棚にある窓は「のぞき浅間」と呼ばれているとのこと。山頂は5人でいっぱい。山頂に咲く花は、初めて見る「イワインチン」白い花はセンブリだろうか?

雌岩を右に巻いて下り、展望台で昼食タイム。雄岳が目の前に迫り、あの頂上にいたんだね。いいね!の連発

 

 

 

展望台でのんびり、お腹も満たされ、ゆっくり下山します。でもやっぱり急坂や30m近くある岩場下降は緊張です、トラロープがあるとはいえ、腕の力も使い果たした。やっと西登山口に到着です、メンバーの皆さんお疲れ様。重いロープを担ぎ、リードしてくれたO田さんAIさんありがとう。そして無事下山出来ました。山の神様ありがとう。

 

奥妙義の奇峰、恩賀高岩に登る” に対して1件のコメントがあります。

  1. kinnikuman より:

    外岩での初懸垂下降大成功でしたね!天気もよくて絶景でした。誘ってくれてありがとうございました。ブログありがとうございます。相

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