海から登る筑波山 Sea to Summit PartⅡ

【日程】
4月4日(土) 大洗磯前神社8:50-涸沼南岸-旅館かとや16:00 (7時間10分、28.2㎞)
4月5日(日) 旅館かとや5:00-つつじが丘12:46-筑波山(女体山)14:06-御幸ヶ原14:57(10時間、28.9㎞)
【メンバー】L:N村J SL:K田 K藤 Y田A(記)

山の会のブログが大好きで、かなり過去まで記事をさかのぼってチェックしているJさん。
ある時、2年前の「挑戦!Sea to Summit 海から登る筑波山 – 松戸山の会」という記事が目にとまったらしい。
それは、茨城県大洗の海から延々と歩いて、筑波山の山頂までの約60㎞を歩きとおすコース。

「こ、これだ…!✨」

すぐさま当時のリーダーK田さんに声をかけてみたら、なんと2度目のチャレンジを快諾。
あれよあれよ…のうちに残りのメンバーと日程も決まり、4月4-5日に実施の運びとなった(創作・脚色アリ)。

一方、参加を決めたものの日にちが迫ってくるにつれ、だんだんと不安になってきたY田。
でも、夏にどこか縦走することを考えたら、1日7~8時間歩くのは当たり前。むしろアップダウンがないだけ楽なはず。

…と、この時はまだ、舗装路を何十キロも歩くということが一体どういうことなのか、知る由もなかった。

雨の中歩いた1日目

今回の旅の起点は、大洗磯前神社。
既に雨がぱらつく中、神社にお参りした後、海に浮かぶ鳥居の前で写真を撮って出発!

大洗の海岸にて

大洗の海岸。すでに雨・・

大洗磯前神社の鳥居

大洗磯前神社の鳥居をバックに

周辺は民家だったり、畑だったり、荒野だったりする道を、
傘をさしたり閉じたり、水たまりにはまったりしながらひたすら歩きます。

舗装路の危険なところは、地面が固く、足への衝撃が強いわりに、普段の感覚ですたすた歩けてしまうところ。
結構なハイペースでそれほど寄り道もせずに歩いたので、
お宿についたのは、到着予定時刻より30分も早い16:00。

かとやでの夜ご飯風景

かとや旅館にて。 白いごはん食べ放題! 3杯おかわりした人も…

この日歩いたのは28.2㎞、歩数は約47000歩という初めて見る数字。
そのせいか、なんだか足がやばいことに…。
今まで痛くなったことがないところが痛すぎる。
正直、旅館の2階からの上り下りも厳しいかんじ。
こんなんで明日歩けるんだろうか…と不安を覚えつつも、
K田さんがくれたロキソニンテープを貼って寝た。

2日目、痛みとの闘い

朝5時、まだ薄暗いうちに、お世話になった旅館かとやを後にした。
雨はあがり、しっとりとした空気で、暑くも寒くもなく、ちょうどいい。

昨夜よりは足が痛くないかと思ったけど、
1時間ほど歩いたあたりからやっぱり痛くなる。
限界が近いことをを感じつつ、
休憩中、ほかのみんながルートを検索したりしている間、
Y田は人知れず、「近くの駅」とかを検索していた。

桜

満開の桜に励まされる

 

断念する決断もできず、ヨロヨロ歩いてると、
なんといきなりダチョウが登場…!!!
あまりに突拍子もない展開に言葉も出ない。
柵に近寄ってみると、向こうも数羽寄ってきて、
柵をカシッカシッとかんで、「えさ、くれ!」アピール。
長い首に、大きな目、長いまつげ、長い脚…見れば見るほど不思議な風貌。
映画「アバター」とかに出てきそう。

うそでしょ~💦

足の痛みに「もう限界!次こそリタイアだ!」と何度も思いながらも、
満開の桜に見とれたり、ダチョウにあっけにとられたり、
千葉県にはないセイコーマートがあると聞けばちょっと行ってみたかったりして断念できないでいるうちにどんどん駅から離れていき、とうとうつつじが丘への登りが始まった。

下から見上げる筑波山

うっすらと筑波山が見えてきた!

途中、見かねたJさんにザックを背負ってもらい、どうにか標高530mのつつじが丘に到着。
足が痛すぎるため、ここからはロープウェイを利用する旨伝えたところ、K田さんが「私は1度登ってるから」と言って、一緒にロープウェイで登ってくれることに…(も~、みんな、優しすぎません??(´;ω;`)ウゥゥ)。
そんなわけで、K田さんと一緒につつじが丘で筑波山に登るJさん、K藤さんの後ろ姿を見送った。

つつじが丘にて

超元気なJさんとK藤さん。この後、2人はもすごい速さで登っていき、あっという間に見えなくなった。

つつじが丘から筑波山までの通常のコースタイムは1時間半。
2人が登っている間、ロープウェイ組は先に御幸ヶ原についてコーヒーでも飲みながら待っているはずだった。
しかし、ロープウェイで女体山にあがってしばらくすると、
もうJさん、K藤さんから山頂到着の連絡が!
ええっ、もう着いた?早!

女体山山頂

女体山山頂にて4人でパチリ

ロープウェイを使って登ったのに、
「ちゃっかりつじつまをあわせてしまった感」があり、
なんとなく罪悪感を感じるけど…ま、いっか。

4月初めの筑波山は、新緑にはまだ早く、
写真だと一見、枯れ木の山にしか見えないかもしれないけど、
地面にはカタクリやニリンソウが咲く早春の山。
ケーブルカーで下山し、つくば駅前のおそばやさんで乾杯して帰路につきました。

ぷはーっ🍺

この二日間で歩いた距離、約56㎞、17時間、歩数にして約10万歩!
なにより、計画、宿の予約、ルート案内、残りの距離など的確に面倒をみてくれたJさん、Sea to Summit経験者でいろいろなアドバイスをくれたK田さん、歩いてる最中に言うことがいちいちおもしろいK藤さん…と、この4人のメンバーで歩けたのは本当に楽しかったです。

…ということで、長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
このブログを読んで、次にまた、挑戦したい人があらわれることを期待します。
その際には、舗装路だからってすたすた歩いたらだめですよー!

海から登る筑波山 Sea to Summit PartⅡ” に対して1件のコメントがあります。

  1. rinz より:

    二日間で56km、17時間、10万歩…本当にすごいですね。驚きました!!!

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