山と歴史のあいだで—旧中山道で碓氷峠越え(横川〜軽井沢)

【日程】2026年4月19日(日)

【行程】各自最寄駅=横川駅 08:15 – 08:17関東ふれあいの道分岐 – 09:20堂峯番所跡 – 9:48 四軒茶屋跡- 10:07 東屋 -10:47 栗ヶ原 11:00– 11:26山中茶屋跡 – 11:47陣馬ヶ原分岐 -12:30     思婦岩 12:54 – 13:00旧碓氷峠(熊野皇大神社)13:15– 13:16 碓氷峠見晴台13:24– 14:01三渡山 – 14:46 碓氷峠– 15:06軽井沢=17:22上野17:33=17:53松戸

【メンバー】 L A元、SL Y田E WP WH T蔵 H川 T

距離15.5km 登り935m 下り383m

 

絶好の登山日和です

コロナ下の2021年、交通系ユーチューバーS君が、乗り物乗車で動画が作りにくくなってしまった時に、「電動自転車でいく中山道」という企画をたて、東京日本橋から京都まで一人で完遂したのを見て以来、ずっと興味を持っていました。山登り関係でこのような企画にも繋げられることが、とてもうれしく感じました。因みに、S君は、さすがに旧中山道は自転車ではいけないから、国道18号線(今の中山道)を行くのですが、この山行に行くにあたって、彼の動画がとても良い参考になりました。

水路の蓋に使われてるラックレール

横川駅前にある水路に使われている、旧信越本線(横川~軽井沢)のアプト式鉄道に使われていたもの。(アプト式とは、急勾配を登る際に、ノコギリの歯のようなレールに、車両側につけた歯車をかみ合わせることで坂を上り下りするシステムのこと。)

復元された碓氷関所の東門

 

 

 

 

 

 

旧信越線の上り本線が「アプトの道遊歩道」になっています。左には、期間限定でトロッコ観光列車が走る線路があります。

旧丸山変電所(国の重要文化財)

碓氷線が幹線鉄道で初めて電化されたことに伴い、1912年に建設された煉瓦造り建築の最盛期のもの。(1963年まで使用されていた)

碓氷第一トンネルです

めがね橋まで5つトンネルがあるらしいですが、私たちは旧中山道へ行くので、トンネルはここだけです。ひんやりしてとても気持ち良い空間でした。ここも明治の面影を今に残す赤レンガ作り。

さあ、ここからは、山道です。

旧中山道は、古くは都と東国を結ぶ東山道としてすでに利用されていたが、江戸時代に、整備され5街道の一つとなりました。最難関と言われた碓氷峠、皇女和宮が降嫁のために京から江戸に通った道、明治天皇御巡幸道をめぐります。。

碓氷峠は、勿石山火山の噴き出したマグマによってできた柱状節理が主なようで、足場は石がゴロゴロしているところも多かったです。

まあまあな急坂がいくつかありましたが、大体なだらかな坂道がずっと続きます。江戸時代、盛んに人が通っていた時は、もっと人の足で踏み固められ、歩きやすかったのではないかと思いますが、どうでしょうか。

「覗」という一つのスポットです。ここからは、関東最後の宿場町「坂本宿」が一望できます。少し残っている桜が、この景色を引き立たせてくれます。

ミツバツツジ

途中、四軒茶屋の跡(何も痕跡はない)、風穴(あまり風は感じなかった)、各所にある馬頭観音、小学校跡、中世の古戦場跡、日本で初の交番(明治天皇のために作られた)など、看板だけがありました。

熊野神社近く来ると、ネット上では有名なホテルらしき廃墟と、この廃棄バスがあります。どうやってこんな山道にバスなんかを運んだんだ?と、ネット上で話題になってますが、よく見ると、この周辺の山道の両端には道路の端を表す境界杭が打ってあり、幅3mはあるそうです。なので、今は狭くなってるが、かつては通れていたはず。そして、このバスは、地元の有名Cバスの路線バスで、〇野自動車製のものだそうです。

ここの熊野神社は、左側が長野県で右側が群馬県の県境に位置している。お賽銭箱が長野県用と群馬県用の二つあり、圧倒的に長野県の方が、大きくて新しい。

碓氷峠見晴台で、浅間山をバックに撮影。眺めの良いところでした。

ここから先は、楽すればバス乗って帰れるし、旧軽井沢を通るルートがあるけれど、「我々は、山岳部だから」とリーダー。県境の破線ルートを1時間半かけて下山しました。さっきまでと違って足元は、深い落ち葉でできていて、ズボズボ踏み込む感じ、滑りそうでスリルがありました。

登りが3か所くらいあった

予定より30分くらい早く着いたので、華やかな軽井沢駅で1000円の生ビールで乾杯!新幹線の中でもみんなそれぞれ飲み、そして、予定通り松戸でも反省会やりました!(一切写真撮ってないけど)

江戸時代の面影、明治時代に作られた国のエネルギーを感じさせる遺構、昭和に取り残された廃墟やバスなど、歩きがいのある魅力的なコースでした。リーダーさん、サブリーダーさん、様々な観点から配慮していただいたおかげで、最初から最後まで安心して歩くことができました。歴史を絡めたハイキングな上に、歩きごたえのある充実した山行でした。皆様にもいろいろご指導いただき、本当にありがとうございました。

【この山行で出会った花たち】

フデリンドウ

ヤマエンゴザク

ハシリドコロ

コガネネコノメソウ

アズマイチゲ

山と歴史のあいだで—旧中山道で碓氷峠越え(横川〜軽井沢)” に対して2件のコメントがあります。

  1. hirakawat より:

    楽しい山行でした。また、行きたいコースです。今度は、誰か誘って来てみたいですね。お花も感動です。載せてくれて嬉しいです。リーダーありがとうございました。

    1. sara より:

      たくさんの写真をありがとうございましたたくさん、使わせていただきました!また、いきましょう!

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