奥深き南アルプス縦走
7/28 ⛅→☔ 芝沢ゲート5:20ー易老渡6:20ー易老岳10:35ー三吉平11:20ー光岳小屋12:55
7/29 ⛅ 光岳小屋4:40ー光岳5:00ー光石5:15ー光岳5:25ー光岳小屋5:35/6:00ーイザルガ岳6:20ー易老岳8:15ー希望峰9:40ー仁田岳10:00ー希望峰10:20ー茶臼岳11:00ー上河内岳13:05ー南岳13:50ー聖平小屋14:50
7/30 ☀ 聖平小屋4:45ー薊畑5:15ー小聖岳6:00ー聖岳7:00ー奥聖岳7:20ー聖岳7:45ー薊畑9:10/9:25ー苔平10:00ー大木の広場10:35ー西沢渡11:50ー聖光小屋12:30/13:00ー易老渡13:25ー芝沢ゲート14:25
2泊3日で 念願の南アルプスの光岳〜聖岳の縦走をしてきました。芝沢ゲートを起点にふたつの百名山を結ぶ ゴールデントライアングルルートで、全行程は50km、累積標高差は5000m(鼻血ブー)

仁田岳から望む 左から 聖岳・上河内岳・茶臼岳
初日は光岳へ
5:20 登山開始と言いたいところですが、芝沢ゲートから易老渡まで長い林道歩きで幕を開けます。昼前には雨が降る予報なので急ぎ足で。易老渡に着いた頃にはすでに汗がじゅわ。ようやく登山開始、いきなりの急登です。汗以外にもなんかのエキスが体中から噴出してるようで気持ち悪い。けど、原生林の森は豊かで、苔やシダ植物は蛍光色に光り、日が差した樹林帯の美しさといったら格別でした。
本日最初のピークの易老岳から悲しくなるくらい下ったら、光岳への登りが始まります。沢筋のガレ場の途中には静高平という水場がありますが、この猛暑で枯れてました。ガスで幻想的な木道を抜けたら光岳小屋に到着。予約したレンタルドームテントに入った途端、ぽつぽつ雨から土砂降りに変わり、間に合ってよかったねとにっこりしました。

芝沢ゲートまでの運転が ある意味山行の核心 ⁈

最初のピークの易老岳

光岳南部の原生林地帯は、本州で唯一の原生自然環境保全地域

晴れてたらとても景色が良いところ

5人用テントをMAX3人で使う快適な常設テント
休憩のたびにY城さんがブルブルしてます。もしかして、南アルプスのこの縦走路に立った感動で震えてる? ブルブル… あれ?ちがうみたい。乳酸が溜まった大腿を揺らして筋肉をほぐしてるんだとか。なんかへん すごくへん、ブルブル…
そんなわけで縦走2日目、光岳のピークを踏んでから聖平小屋まで
光岳山頂は樹林帯の中にあり、その先をすこし行くと かの有名な光石があり、雲海が広がる景色が望めました。レンタルドームテントに戻りザックを背負ったら長い一日の始まりです。まずは絶景のイザルガ岳に行きましたが生憎のガスで真っ白。おつぎは仁田岳。ここは縦走路からちょっと外れるので行かない人が多いかもしれませんが、300名山の茶臼岳、200名山の上河内岳、100名山の聖岳とスリーツーワンのカウントダウン絶景が楽しめます。もちろん光岳も見えます。
それから茶臼岳、上河内岳、南岳と150~300m程の高低差を登ったり下ったりが続き、しだいにヨロヨロに。憧れのルートを歩いてるんだからもっと楽しまなきゃ!と意味不明のがめつさに駆られて歩きます。上河内岳と南岳の間のお花畑では、エーデルワイスやマツムシソウが可愛くて写真を撮りたかったのですが、かがんだら二度と立ち上がれない気がして写真はあきらめました。聖平小屋に到着した時は、もうすっかり 今日聖岳に登ろうなんて気は失せてました。ビールを飲んでのんびりしまーす。

光岳

近くで見るとテカってないテカリ石

3・2・1の絶景をバックに

緑豊かな光岳

茶臼岳と上河内岳の間にある 阪神園芸が整地したような庭園
さてさて、最終日は聖岳山頂からの凄まじい下山です
薊畑で荷物をデポして聖岳山頂へ。このあたりは熊さんの目撃情報が多いので、食べ物とごみはデポしちゃいかんのです。予報では朝のうちのほうが風が弱いので、急いで樹林帯を登っていきます。小聖岳からは岩稜帯になり、ぐいぐい標高を稼ぎ、わりとあっけなく暴風吹き荒れる山頂に立ってました。奥聖岳にも足を延ばして富士山をパチリ。歩いてきた稜線もパチリ。
ここからが地獄の下山で、標高700mの芝沢ゲートまで2300m下りないと帰れないのです。ヒルに怯え、赤い土や木の根っこで転びながらひたすら下り、西沢渡で橋がかかってるのを見た時は涙が出そうでした。聖光小屋で長い休憩をとり、林道を7km歩き芝沢ゲートに到着して、憧れの南アルプス縦走路をゆく山行を無事に終えました。

かっこいい聖岳

爆風聖岳、うしろは赤石岳

奥聖岳からの淡い富士山

ずっとこの稜線を歩いてきたんだね

ゴンドラじゃなくて ほんとよかった

まだ5キロも!誰か助けてください ( ゚Д゚)
前泊の車中泊を含めて4日間を振り返ると、私にしてはよくがんばったと思います。南アルプスはしばらくはいいかな〜ってくらい下山日は疲労困憊しましたが、今は楽しかった記憶ばかりです。小屋で良い出会いもありました。一番は、Y城さん ありがとうございました。
昨年夏、リーダーの私の力不足によりこのルートを半分で撤退しました。ずっと心残りでいます。来年でよければ同じ皆さんと歩けたらいいなと思いました。

