渡渉は楽し! 【幌尻岳之巻】
皆さんこんにちは! katsuです。
今回僕は、北海道の幌尻岳に登ってきました。
幌尻岳は、北海道南部・日高山脈の最高峰で、日本百名山にも選ばれています。
今回のメンバーは、N田さん(L)、KS田さん(SL)、T中さん、N田さんの友人のT部さん、
katsuの5名です。
T部さんは今回登頂すると百名山の百座目となるそうで、記念の山行です。
北海道には、出張では何度か行ったことがありますが、
北海道の山に登るのは初めてです。
初の北海道遠征にドキドキしながら、
9月6日、JALに乗って、新千歳空港に降り立ちました。
更にそこから、レンタカーを借りて本日の前泊先の
とよぬか山荘まで2時間弱で移動します。
とよぬか山荘は廃校を改造し宿舎として営業しています。
お風呂もあって快適です。夕食はジンギスカンでした。
翌日は4時のバスで林道ゲートまで行きますので、
晩酌は程々にして、早寝をします。
翌9月7日、4時にマイクロバスに揺られ、林道ゲートまで
送ってもらいます。約1時間ほどで降車場に到着。
準備を整えて、5時8分 第2ゲートを出発します。
降車場にはトイレや待合所があります。
なお、バスの中では携帯トイレを販売しています。(600円)
コースは大まかに、3つに分かれています。最初は、整備された林道を歩くトレッキング部分、
次いで、沢沿いを遡上する渡渉部分。 最後は、登山道を歩く登攀部分です。
林道はよく整備されているので非常に歩きやすく、道幅もあるので、横に広がって、
お喋りしながら、ゆっくり進んでいきます。これが北電の取水場まで2時間ほど
歩きます。一人だとかなり退屈ですが、グループで喋りながら歩いて行くとそれほど
辛くはありません。 (苦笑)

よく整備された幅広の林道を楽しく(?)歩きます
8キロほど歩くと、取水場があり、トイレブースも設置されています。
ここで小休止。ここから10分ほど歩くと、入渓地点となる最初の渡渉です。
ネオプレンの靴下に履き替え、沢靴を履いて、登山靴はザックにしまって、準備万端。

最初の渡渉を前に、沢登りの準備を整えます。
20回ほど渡渉を繰り返します。 増水時は渡れないそうですが、今回はバッチリ!
冷たい水が心地良いです。 流れが緩いところ、水深の浅い所を見定て
渡って行きます。 今回の山行に備えて、2回ほど沢登りの練習に参加させて貰いましたが、
それが生きていて、渡渉が非常に楽しい! 個人的にはこの渡渉部分が一番面白かったです。
脱渓点が幌尻山荘になります。最後の渡渉を終えると、9時27分幌尻山荘到着。
ここで、沢靴を脱ぎ、濡れた服を着替え、登山準備に取り掛かります。
また、沢用具や自炊道具など、登攀に必要ないものはここにデポして
山頂を目指します。

渡渉を終え、幌尻山荘で、登山の準備をします。不要なものはここでデポ
幌尻山荘を出るといきなりの急登。
息が上がりますが、ゆっくりと、
でも着実に歩を進めます。
山頂までは4つほど小ピークを超えて行くのですが、最初のピークまでが
一番厳しく、かつ樹林帯で眺望はほぼ無しです。
でも、そこを越えてしまうと、斜度も緩み、森林限界も越え、
すばらしい眺望を満喫しながら、稜線歩きを楽しめます。
ただし風が強いので、飛ばされないよう注意が必要です。
山道自体は鎖場などはあまりなく、危険な箇所も、余り
ありません。注意して登れば特に問題はないと思います。

最初は樹林帯の急登を上ります。

森林限界を越え、最初のピークまであと僅か

ピークを越えると、斜度も緩み、素晴らしい稜線歩きが始まります。
13:08 幌尻岳山頂到着!
意外とあっけなく着いた感じがしますが、
360度見渡せて、素晴らしい景色が広がっています。
T部さんは日本百名山達成です。

きれいなカール地形 正面が頂上です ぐるーっと右から回り込んで行きます

13:08 幌尻岳山頂(2,052m)到着!

T部さんは日本百名山達成です。(オメデトウ!)
山頂で思い思いに写真を撮った後、風が強いので
風が弱まる地点まで下がって昼食をとりました。
15:39 幌尻山荘到着。
着替えて、少し早いですが、夕食の
準備をして、 夕食後、車座になって、祝杯をあげます。
今日登ってしまったので、明日は下山のみ。
心も軽く、お酒が進みます。

登頂後、幌尻山荘まで戻ってきました。若い管理人さんと記念撮影!
多くの方は明日登られるようで、早々に就寝されているので、
余り、はしゃぐ訳にもいかず、我々も早めに寝ますが、
明日は下山のみなので朝はゆっくりできます。
翌9月8日、他の方が出払った広い自炊室で、ゆったりと
朝食をとり、下山準備です。
6:22幌尻山荘を出発し、
渡渉をして取水場まで歩きますが、
帰りはやけに短い感じです。
行きは、不安があったのか(?)、短いとは思いませんでしたが、
帰りはもう渡渉が終わってしまうの? もう少し
水遊びしたいなと思う始末。
10:03 第2ゲート到着。
無事、幌尻岳への山行が終了しました。
バスが来るまで2時間ほど待ちます。
バスを待っていると我々以外に2名ほど下りて来ました。
待っている間、靴や服を乾かしながら、待合所で
横になって待ちます。日差しも遮ってくれて快適です。
定刻通りバスは12時に出発し、とよぬか山荘に戻りました。
車をピックアップして、今日の泊地、びらとり温泉『ゆから』に向かいます。
ゆからで、遅い昼食をいただきました。
ランチメニューのびらとり豚のすき焼き御膳が美味しかったです。
チェックイン後、びらとり温泉に入り、汗を流した後、
夕食、祝杯と、やっぱりいつもの山の会の段取りです。
翌日9/9は、夕方の飛行機なので、
びらとりの馬牧場を見学し、
苫小牧港の有名な海鮮食堂の隣の
比較的空いている海鮮食堂で、名物(?)の海鮮丼をいただきました。
大変おいしゅうございました。
あとは、他の観光客と同じで、千歳空港で
お土産をいっぱい買って、いつものように、少し遅れて
飛行機に乗り、混雑で少し遅れて羽田につきました。
(JALの国際線は優秀だけど、国内線はよく遅れます トホホ)
今回、初の北海道遠征が怪我なく無事終えられて
メンバーの方々のサポートに感謝いたします。
幌尻山荘の雑魚寝はちょっと...だけど、
沢登りは楽しいです。
※山行データ
1日目 距離:17.7km 登り:1,656m 下り:1,186m 時間:10:28
2日目 距離: 9.9km 登り:77m 下り:546m 時間:3:40


