大ナメの美渓を辿る 巻機山米子沢

921日 道の駅南魚沼に泊 

922日 桜坂駐車場06:50-堰堤07:05-ナメ沢08:20-棚ノ沢10:10-日影沢ゴルジュ入口10:10-ゴルジュ出口の滝10:50-大ナメ帯11:20-二俣12:15-脱渓点12:35-避難小屋12:40/13:05-ニセ巻機13:15-六合目13:55-五合目14:15-桜坂駐車場14:55

参加者: Y城、S

 一泊二日でナルミズ沢を遡行する予定でしたが、お天気が安定せず一日で遡行できる米子沢に行って来ました。

 6時半頃に登山口の桜坂駐車場に着いた頃には既にほぼ満車状態。さすがに百名山で人気の山です。多くの登山者が出発して行く中、沢の準備をしていると、沢装備の3人バーティーと単独行の人が先に出発して行きました。 林道から沢に下り堰堤を越えて遡行を開始。暫くゴーロを歩くと左からナメ沢が流入する大滝に到着。途中で先行していたソロの人に追いつきましたが、次回初心者を連れて来るので偵察に来たとの事。滝を左から巻に下りた所から、本格的な遡行が始まりました。次々と綺麗なナメ滝や大釜を持った滝を越えて行きますが、丹沢周辺の沢と比べ格段にスケールが大きいです。右から日影沢が入る所からゴルジュ帯に入りましたが、ゴルジュ内も釜を持つ大きな滝が連続しており、高巻きする高度感も結構あり、なかなかの迫力でした。閉ざされたゴルジュを抜けてほっとすると景色が一挙に開け、米子沢を象徴する大ナメ帯が始まりました。青空も広がり爽快な気分になって来ましたが、雪に磨かれたスラブはとにかく良くるので気を使いました。濡れている所は当然ながら、乾いている所でも足の置き方で結構滑りました。大ナメ帯を慎重に登って行くと次第に傾斜が緩くなり、小川が流れる穏やかな源頭部に到着。秋の気配が漂う巻機山の稜線も見えて来ました二俣を越え目印のあるポイントから脱渓斜面を登ると藪漕ぎ無しにあっという間に稜線の避難小屋に到着こんなに楽な脱渓はなかなか無いです。連休前半にも雨が降ったようで、所々ヌルヌルの登山道を慎重に下りました。沢登りを始めたら一度は行ってみたいという美渓を辿り、穏やかな秋の一日を満喫しました。

大ナメの美渓を辿る 巻機山米子沢” に対して2件のコメントがあります。

  1. otousan より:

    良い沢ですね、どこも行って見たい所ですが無念。いよいよ寒くなってきますのでこれが最後ですかね、又、色々な所に行って報告してください。

    1. ジョック より:

      コロナや長い梅雨の影響で今年は沢登りのシーズンが短かいですね。
      だんだんと水に入るのが辛くなって来ましたが、標高の低い沢はまだまだ行けるかなと。

コメントを残す