避難小屋泊でまったり木曽御嶽山・摩利支天山

【行程】

4月1日(土) 12:00濁河温泉登山口 - 14:30のぞき岩避難小屋(泊)

4月2日(日) 5:30のぞき岩避難小屋 - 7:20五の池小屋(飛騨頂上)7:30 - 8:00摩利支天乗越 - 8:30摩利支天山 - 9:00摩利支天乗越 - 9:10五の池小屋(飛騨頂上)9:30 - 10:30のぞき岩避難小屋11:00 - 12:15濁河温泉登山口
【メンバー】L:Y崎さん、SL:T内さん、A原さん、O田

【百名山】御嶽山(摩利支天山) / opapanさんの摩利支天山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

3月25日、26日は雪山(天狗岳)へ行く予定でしたが、全国的に荒天予報の為中止に。
残念と思っていたところ、Y崎さんより「来週末、摩利支天山へ行きませんか?」とお誘いの吉報が。
摩利支天山ってどこだ?と思って調べたところ、木曽御嶽山の一つのピークの名称でした。
木曽御嶽山はまだ登ったことがない山でもあったので、是非ということで登ってきました。

 

運良く登山口に一番近い駐車場に停めることが出来ました。

今回は避難小屋泊ですがテントも持っているため、皆なかなかの重装備なので良かった。

 

 

雪は大分溶けており、積雪量は30~50cmくらいといったところ。
ところどころ地面や岩が出ておりました。

 

 

 

それにしても、天気が良くて暑い。

感覚的にはゴールデンウィークのような暖かさ。

登山口で標高1800mもあるのに、汗ばむ陽気です。

 

途中、湯の花峠からチラリと明日登る山の稜線が見えました。

明日が楽しみ。

 

 

登山口からたった2時間半ほどで、本日の宿泊地「のぞき岩避難小屋」に到着。

こちらも運良く、小屋泊まりの方は他におらず、貸切り状態となりました。

 

 

昼食もまだだったので、すぐに持ち寄りの食料を並べて暗くなるまで宴会となりました。噴火時に備えて鉄製のコンテナで作られた小屋ですが、なかなかに快適。

壁が二重になっているためか夜も寒くなく、Y崎さんは3シーズン用のシェラフで快適だったとのことでした。

 

 

 

小屋から眺める景色も良い。

名前の通り、小屋からのぞく感じの景色が酒のつまみになります。

 

 

 

夕暮れを迎え、白い山肌がオレンジ色に染まっていく様を眺めながら、のんびりする時間はとても至福。

そして日暮れとともに就寝となりました。

 

 

翌朝5時半、しっかり装備を整えて出発。

今日が本番。
2959.2mの頂きを目指します。

 

 

今日も天気は快晴。

森林限界を抜けると、一面雪山で青い空と白い大地の世界。

目指す稜線に向かって斜面をトラバースしていきます。

 

大分高度が上がって来ました。
周辺の山や森がずいぶんと下に見えます。

 

 

 

飛騨頂上と呼ばれる地点の五の池小屋に到着。

ここから摩利支天山までは約1時間。
軽く休憩し、頂上へのアタックの準備をします。

天気は更に良くなり、ほとんど雲もなくなりました。

 

そして遂に下から目指してきた稜線が目の前に。

 

 

 

全員、山の稜線の美しさにうっとり、にっこり。

T内さんは、孫でも愛でているかのような緩みきったお顔にw

 

 

摩利支天山頂を目指しスタート。

風もなく、景色が美しすぎて通り過ぎてくのがもったいない。

 

 

摩利支天乗越に到着。

視界はほぼ360度。遠くの山々までよく見える。

 

 

ビシッと指差しポーズのY崎さん。

何を指さしてたか覚えてないけど、ポーズ決まってたのでパシャリ。

 

 

摩利支天山頂までもう少し。
やや緊張感のある稜線を慎重に歩きます。

 

 

 

無事に摩利支天山頂に到着。
狭い山頂で記念の一枚。

ほぼ3000mの山頂に登れて大満足。
しかし、こんな好条件で3000m級の雪山に登れることは、そうそうないんじゃなかろうか。

 

 

最高の景色が名残惜しいですが、後は降るだけ。
しかし、下山途中からは温泉に浸かることに心を弾ませておりました。

 

 

 

無事に下山後、登山口の濁河(にごりご)温泉に浸かって汗を流しました。

名前の通り濁ったお湯が特徴で、とても温まりました。

 

 

今回の登山も晴天に恵まれ、避難小屋泊という貴重な体験もでき、最高の雪山登山となりました。
計画頂いたY崎さん、車を出して頂いたT内さん、同行して頂いたA原さん、ありがとうございました!

そしてお疲れ様でした。

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