山粧う 甲武信ヶ岳

日程&コース

2023年10月28~29日

【1日目】松戸駅5:00=道の駅みとみ8:25―甲武信ヶ岳登山口9:00―13:14木賊山13:23―13:32甲武信小屋13:42―13:52甲武信ヶ岳14:13―14:20甲武信小屋(泊)

【2日目】甲武信小屋5:28―5:36甲武信ヶ岳6:12―6:18甲武信小屋6:33―7:25破風山避難小屋7:38―8:13破風山8:27―8:47東破風山9:00―9:39雁坂嶺10:18―10:42雁坂峠10:51―13:30雁坂峠登山道入口―13:38道の駅みとみ

メンバー

L:A柳、SL:K田、Y崎、O倉、S藤(記)

 

10月も末、お山は紅葉真っ盛りです。A柳さんにお誘いをいただき、憧れの百名山甲武信ヶ岳へ行って参りました。

車を道の駅に停めていざ出発。ゲートをくぐり抜けると見事な黄葉が目に飛び込んできます。

30分ほど歩いて徳ちゃん新道登山口です。さあ登るぞ‼紅葉の中をウキウキ進みます。

すごい根っこの木。

こんな景色の中を歩けて幸せだな~。初めは無駄口を叩きながら、元気に登っていましたが、次第に無口に。樹々の中で眺望はなし、単調で長い長い上り坂をひたすら登ります。なんてったって標高差1400メートル、今日はほぼほぼ登りです。徳ちゃん新道を登り終えて、今度は戸渡尾根。これがまた急登。登っても登っても終わりの見えない上り坂。あーーーきっつ‼

すると少し視界が開けてきました。そのうち道の両脇にシャクナゲの葉っぱ、そのトンネルを抜けるとあたり一面綺麗なコケで覆われたエリアへと突入。前夜の雪もところどころ残っています。

木賊山にて。小屋まであと少し。

中央が甲武信ヶ岳、右が三宝山。ちょっと雲行きが怪しくなり、急ぎ足。

甲武信小屋はレトロなかわいい外観です。

荷物を置かせてもらって山頂を踏みにあとひと登り。おっと頂上には先客が、、、山頂標識を囲む4人衆、「こぶし~こぶし~」と演歌ポーズで唄っています。しかも頭につのをつけて。動画を撮っていたのかな?とっても楽しそうでした。

私達も記念撮影しようとしたら、つのを貸してくれました(笑)

「あれが北岳、隣が間ノ岳。こっちに見える上にとがってるのが金峰だ」K田さんが教えてくれます。甲斐駒、八ヶ岳の姿も。

小屋に戻って夕飯前に宴会スタートです。夕食は定番のカレー。おいしく頂きました。

2日目はヘッデンつけて5時半スタート、朝日を拝みに山頂へ向かいます。月明かりの中で雲海が川のように流れ、幻想的で息を吞む美しさです。日の出の方向は雲がかかって太陽は見えませんでしたが、空の色が刻々と変わっていく様子を楽しみ山頂をあとにしました。今度は進路を東側に変え、奥秩父主脈縦走路を歩きます。

破風山避難小屋はとても綺麗。

破風山

東破風山

雁坂嶺、そして雁坂峠。日本三大峠に数えられる雁坂峠は縄文時代から往来があったそうで、古い歴史ある道なんですね。案内板には縦走ルートの縦断図もあります。いつかこの稜線を雲取まで歩いてみたい。大きな野望を胸に、今回は沓切沢橋に向かって下山です。

緩やかな下りに足取りも軽くなり、色とりどりの紅葉に目を奪われます。

一本の木でもてっぺんから下の葉までのグラデーションが見事で、赤や黄色の絨毯はサクサクと音を立て耳も楽しませてくれます。

あっ!沢のせせらぎも。沢沿いを歩き何度か渡渉します。本当にずっと歩いていたくなるような素敵な山道でした。

沓切沢橋から先は林道です。昨日駐車した道の駅みとみでゴール。22キロよく歩きました。

帰りはK田さんの提案で、中央道の渋滞を回避し雁坂トンネルから秩父に抜け、関越道へ。これが大当たり‼予定より1時間早く松戸に到着しました。

今回素晴らしい紅葉の時期に甲武信ヶ岳に誘っていただけて、秋を満喫することができました。A柳さん、K田さん、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。次回もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

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