九州遠征 高千穂峰 阿蘇山 韓国岳
【日程】2025年2月15(土)〜17日(月) 【行程】15日(土) 11:00高千穂河原登山口-12:00御鉢-12:25高千穂峰山頂-14:00登山口=熊本(泊) 16日(日)8:25仙酔峡登山口-10:45高岳-11:20中岳-11:50火口東展望所-12:40登山口=宮崎(泊) 17日(月)9:20えびの岳登山口-9:50硫黄山火口展望所-11:00韓国岳山頂-12:45登山口 【メンバー】L:N田、A柳、Y口、T中
寒い時期でも雪がなく登れるであろう百名山を目指して九州へ行くことに。しかし、今年は全国的に大寒波が襲い、九州からも雪の便りが届いて、いまだかつてチェーンというものを付けたことがないNリーダーは気が気ではない様子。「登れなかったら温泉ざんまいでもいいですけど…」「宿に辿り着けないかも」「えぇ、それは困りますねぇ」なんて話しながら、定刻に鹿児島空港に到着。
空港から霧島連山が見えます。初日に目指すのは高千穂峰。
高千穂河原ビジターセンターから鳥居をくぐって参道を歩き、しばらくは樹林の中を登り、その後はザレた斜面が続きます。
御鉢を右手に見ながら馬の背を進み、鞍部へ。
初代の霧島神宮は元々、高千穂峰と御鉢火山の鞍部にあったとされていて、788年の噴火で焼失したとの事。ここでちょうど12時でお腹が空いたけど、天孫降臨伝説の「天の逆鉾」がある山頂までは、あと600mなので頑張ります。
桜島から黒煙が上がってる。
山頂です。後ろは入山規制されている新燃岳が噴煙を上げていて、反対側は桜島の奥に開聞岳が見えます。桜島を見ながら昼食を済ませて、来た道を戻ります。2日目は阿蘇山なので、3時間かけて熊本に移動。夕方から雨が降り始めましたが、雪になる事もなく、道路の凍結もなく、無事宿に辿り着きました。
2日目。"千人が酔うほど美しい峡谷”という仙酔峡入口は、山肌に約5万株のミヤマキリシマが自生している所。5月はさぞ綺麗だろうなぁ。
中間点を過ぎた辺りで、雪が出て来たので、慌てて軽アイゼンを付けましたが、心配するほどではなく、岩と雪のミックスを滑らないように高岳山頂へ。
この日は視界悪く景色が全く見えません。中岳を超えて、火口東展望所へ。
この辺が阿蘇山の火口なんだろうねという感じです。下山は、以前ロープウェイが通っていた脇の舗装された道。歩き易く、散策みたい。
2日目の宿は、明治創業の湯之元温泉。スポーツ選手も来るという高濃度炭酸泉のお風呂とおもてなしの心がこもった素敵なお宿。
食べて、飲んで、温泉に入って疲れを癒やして、3日目は霧島連山最高峰の韓国岳です。山は強風予報で登れるか心配でしたが、行けるところまで行ってみようと予定通りに出発。えびの岳登山口駐車場では確かに風が強く、暴風防寒対策をして歩き始める事30分。硫黄山火口展望所に到着です。
整備された階段状の登山道をしばらく登り、5合目の避難小屋で軽アイゼンを付けて山頂を目指します。
時折、強い風が吹いてきましたが、よろめく事なく山頂に到着。
この後、大浪池の方へ降りる予定でしたが、安全第一で来た道を帰る事に。
無事、百名山2座を登頂し、帰りの飛行機の時間まで、霧島神宮や温泉を楽しんで、九州遠征は終わりました。
計画から運転までしてくださったリーダーお疲れ様でした。皆さま、楽しい3日間でした。ありがとうございました。