屋久島・宮之浦岳

日程&コース:
11/20(日)雨ときどき曇り 民宿 4:00 = 淀川登山口 5:30/5:40 – 淀川小屋 6:35/6:55 – 花之江河 8:30 – 宮之浦岳 11:40/12:05 – 平石 13:20 – 新高塚小屋 15:10 (避難小屋泊)
11/21(月)晴 新高塚小屋 4:30 – 高塚小屋 5:45/6:00 – 縄文杉 6:10/6:25 – ウイルソン株 7:50/8:10 – 辻峠 10:30/10:40 – 白谷雲水峡登山口バス停 12:25/13:00 = 宮之浦 14:15

メンバー:
N田リーダー、H谷サブ、Y口、O川、T蔵 + Sさん(予定していたもう一人のメンバーが故障リタイヤ。N田リーダーの友人Sさんが急遽参加してくれることとなり、最終的に6名となった)

 

初日
前日午後からの雨が断続的に降り続き、民宿をタクシーで出た時点から登山口、花之江河湿原、宮之浦岳ピーク、新高塚小屋までずっと雨。当然ながらガスがかかっていたが、宮之浦岳付近の山がガスの切れ目にときおり顔を出してくれ、少しだけながらも屋久島の山の雰囲気が味わえた。
新高塚小屋は管理人不在の避難小屋、収容人員60人。この日の宿泊者は20名弱だった。雨のせいで衣類や靴下を濡らしたメンバーがいたが、居住スペースに余裕があり、また気温が高めだったこともあって、何とかしのげた。
この日の行動時間は約8時間(休憩時間を除く)、歩行距離 10.0Km、累積登り901m、累積下り829m。悪天候の中みんなよく歩きました。

 

二日目
夜中トイレに起きて夜空を見上げたら多くの星が…
前日に続きヘッデン点けて出発。縄文杉に着いたのは明るくなる前。以前は直接触れることもできたようだが、現在は離れたデッキから眺めるルールになっている。この時期九州の朝六時半前は真っ暗、どこに縄文杉があるのか、どんな様子かさっぱりわからない。帰り便の時間に余裕がなかったためであり、これは致し方なし。
大王杉、夫婦杉を通過するころにはずいぶん明るくなり、ウイルソン株のところから荒川登山口からの縄文杉ツアー客が現れ始めた。
楠川分かれから辻峠に登り返し、白谷雲水峡へ。豊かな森、水量たっぷりの沢、苔のみずみずしさなど、季節柄お花に出会うことはなかったが、じゅうぶん屋久島を楽しめた。

 

下山後のエピソード
宮之浦岳付近でN田リーダーが小物入れを途中の淀川小屋で置き忘れたことに気が付いた。宮之浦港に下りて民宿でリーダーがスマホをチェックしたら、山に入っている間に着信コールがたくさん入っていた。連絡を取ったところ、タクシーの運転手さんが淀川登山口のトイレで小物入れを発見、中に入っていた計画書を見てN田リーダーの携帯番号に奥様が連絡を入れたとのこと。これだけでも稀有なことなのに、さらに奥様は民宿まで小物入れを届けてくれました。屋久島の人情に触れたとN田リーダーは目頭を熱くしていました。

屋久島・宮之浦岳” に対して1件のコメントがあります。

  1. siva より:

    雨の山だから仕方がない。縄文杉に会えただけで幸せなんですよ。今はデッキから鑑賞しなければならないですが、昔は御年3000歳のぬくもりを直接触ることができました。夜は宿の娘が永田浜でのカメの産卵を立ち会わせてくれましたし。それにしても名酒”三岳”はうまいな。ウィ!

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