怖いけど楽しい! 久し振りの三つ峠マルチピッチクライミング

参加者: MLSSL+ご主人Y城、S木、Y崎、C葉、S()

実施日: 1023日~1024

岩沢分科会の精鋭で三つ峠にマルチピッチの練習に行って来ました。

1023日 車2台に分乗して松戸と柏から10時に三つ峠登山口到着予定で出発したが、大渋滞で現地到着が大幅に遅れ四季楽園到着が昼過ぎになった。

四季楽園での昼食後に岩場に向かうが、予定していた屏風岩が混んでおり練習時間も短いため、富士見山荘近くの秘密の岩場に予定を変更。2グループに分かれてクライミングを実施。M田Lによると、最近はガイドが入るため支点が良く整備されているとの事。高度差は無いが良い練習になった。

1024日 朝一番で屏風岩に向かう。先に岩場に向かったグループもいたが、幸い中央カンテの取付きに先行パーティーはいなかった。#1ペア:S口+S藤ご主人、#2ペア:S藤SL+S木さん、#3ペア:Y崎さん+Y木さんの3グループに分かれ順にマルチピッチの練習を行った。M田L+C葉さんペアはシングルピッチルートで練習。

中央カンテでのマルチピッチクライミング:

#1ペアの記録 

1P目(Ⅲ)易しい階段状を広い第1バンドまで10mほど登る。

S藤ご主人リード。S口フォローで登るが朝一番で体が硬い。

2P目(Ⅲ)左上に伸びる20mほどの斜上ランペを登る。

S口リード。難易度は低いが体が硬く慎重に登る。

 

3P目(Ⅳ+)核心のクラック15mほどのルート。

S藤ご主人リード。クラックにカムをセットしながらずり上がる。

このピッチから急に難易度が上る。高度感も出て来てアドレナリンが出始める。

4P目(Ⅳ)クラックをレイバックで登り左にトラバースしてから直上し終了点に到着。

S口リード。クラックをレイバックで登り左側にトラバースするが、トラバースにプロテクションが無く体を外に出す登りとなり高度感爆発で結構怖い。カムが使えれば安心だったかも。

前回はフォローで登ったが、体が冷え切るまで長時間待たされた記憶がある。アドレナリン出まくりの結構しょっぱいピッチだった。

S藤ご主人が終了点に到着し#1ペアの登攀完了。

しばらくすると#2ペアのS木さんがリードで力強く登って来た。週2回のジムトレは伊達ではない。

S藤SLが安定したクライミングで終了点に到着し#2ペアの登攀完了。

懸垂下降待ちの間に#3ペアのY崎さんがアドレナリン全開で登ってきた。

ルート終了点のビレイポイントから懸垂下降すると、ロープが岩溝に入り回収できなくなるというので、少し右側に離れた懸垂用支点から50mめいっぱいの懸垂で第一バンドまで下降。

登攀中は緊張で感じなかったが、きつめのクライミングシューズの中で爪先が悲鳴を上げていた。

後続ペアにロープを残し、別ロープで第一バンドから取り付きまで下降しクライミングを終了。

#3ペアが懸垂下降後に富士山の絶景を見ながら昼食タイム。

日差しが暖かく最高の気分。

昼食後は東面フェースに移動し数本のシングルピッチのルートで練習。

S城さんとS藤SLがクライミングパワーを発揮するが、S口は爪先の痛みが絶え難く直ぐにリタイア。

午後3時を過ぎた辺りで練習を終了し、重いロープとガチャを背負って四季楽園まで登り返し、長い林道を辿って駐車場まで帰り着いた。

9月の稲子岳から今年2回目のマルチピッチだったがコロナ禍での練習不足を痛感した。

帰りも盆暮れ正月並みの大渋滞にはまり柏到着は22時過ぎになった。

参加者の皆さま お疲れ様でした。

運転のY崎さんとY城さん 長時間の運転大変お疲れ様でした。

怖いけど楽しい! 久し振りの三つ峠マルチピッチクライミング” に対して1件のコメントがあります。

  1. cyan yama より:

    S口さん、臨場感迫る投稿ありがとうございます。思い出してアドレナリンがだだ洩れですーう。 

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