神がかり的に幸運な黒姫・斑尾山行
【行程】
5月4日(木) 10:00まだらお高原駐車場(チロル前登山口)-11:00斑尾山11:15-12:10まだらお高原駐車場(チロル前登山口)
5月5日(金) 5:20大橋登山口-5:40古池5:50-7:00新道分岐-9:00黒姫山9:30-10:00大池-11:25西登山口-12:00新道分岐-12:50古池-13:25大橋登山口
【メンバー】L:A原さん、SL:Y崎さん、O田
【北信五岳】斑尾山 / opapanさんの斑尾山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
【北信五岳】黒姫山 / opapanさんの黒姫山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
5月4日~5日のゴールデンウィークに、長野県の斑尾山と黒姫山の2座に登ってきました。
元々の計画では4日~6日で白馬岳の大雪渓に登る予定でしたが、6日の天気予報が悪いため、急遽日帰り2座の山行へ変更となりました。
出発2日前の変更であったにもかかわらず、寝る間を惜しんで代替計画を考えて頂いたA原リーダ、本当にありがとうございます!
それにしても今回の山行はタイトルの通り、多数の幸運に恵まれた大当たり山行となりました。
山行1日目は軽く足慣らし程度に斑尾山へ。
松戸を5:30に出発したものの、やはりゴールデンウィークは渋滞しており、斑尾山の登山口には10:00に到着。
元気なうちに3人で写真撮影。
登山口はスキー場のゲレンデ下にあり、登山道もゲレンデに沿って直登するコースです。
スキーの中級者コースほどの斜度をぐいぐい登っていきます。
日差しも暑いし汗だくですが、楽しく会話しながら登っていきます。
ゲレンデ上からの景色がなかなか素晴らしい。
吹き抜ける風も涼しく、かいた汗が乾いていきます。
ゲレンデ上から斑尾山頂まではもう少し。
下山時の事ですが、ここでY崎さんが泥に足を滑らせ転倒。
ヒヤッとしましたが、Y崎さんの「絶対にお尻は汚さない!」という強い意志で踏ん張り、奇跡的にお尻は無事でした(笑)【幸運①】
登山口からわずか1時間ほどで斑尾山頂に到着。
山頂は眺望もなく、虫だらけだったので早々に退散。
斑尾山は山頂ではなく、ゲレンデ上からの景色が一番のハイライトでした。
下山後は近くの温泉施設「まだらおの湯」で汗を流してから宿泊場所に向かいました。
それにしても、入浴料450円は安い!
本日の宿泊場所「ペンションDO」
ペンションは老夫婦が経営しており、アットホームな感じで良かった。料金は素泊り4,500円と格安。
そして、ちびっこ(A原さん)がブランコを楽しんでおりました(笑)
テーブルに地元スーパーで調達した戦利品を並べ、まだ15:30ですが宴会開始。刺し盛りが美味過ぎました。
また、野田出身というペンションオーナーが同郷という事で、なんとビールと煮物の差し入れを持ってきてくれました。【幸運②】
タケノコとシイタケの煮物美味しかったです。
登山口に朝5:30到着し早速出発。
昨晩は誰も飲み過ぎることなく、元気に出発です。
早朝の空気がピンとはり、湖面が穏やかで気持ちいい。
かなりの数が咲いており、尾瀬でもこんなに群生しているところは無いのではないだろうか?
こんなに見応えのある水芭蕉の群生地があるのに、なんで黒姫山の水芭蕉は有名ではないのだろうか?不思議に思ってしまうほど。
この時期に黒姫山に来れた事は、本当に幸運でした。【幸運③】
水芭蕉と一緒にリュウキンカも沢山咲いてました。
白と黄色の湿地はとても華やかでした。
湿地一面に水芭蕉とリュウキンカが咲き誇り、湿地の周辺では桜も咲いており、快晴の青空、雪の付いた山々、まさに奇跡的な自然の情景でした。
登山口からわずか30分でこの景色とは、恐るべし黒姫山。
瑞々しい森を徐々に高度上げながら歩きます。
黒姫山は急騰があまりなく、なだらかに標高を上げていくのでとても歩きやすい。
稜線まで上がると、立木は無くなり視界が広がります。
遠く雪の付いた北アルプスの山々の稜線が見え、眺望がすばらしい。
3人とも「うわぁー」とか「おぉ~」とか感動の声を上げながらシャッターを切ります(笑)
最高の天気に恵まれ、この稜線歩きもまた、本日のハイライトでした。【幸運④】
黒姫山頂到着。山頂もまた景色がいい。
距離はありましたが、見所が多くとても楽しく登ってこれました。
下山はピストンではなく、周回コースを選択。
周回でも距離が長い黒姫乗越経由にするか、大池へショートカットするコースにするか話し合いましたが、大池へショートカットする事にしました。
山頂から分岐まで少し戻り、大池方面へ少し下ったところ、北側斜面となったためか、雪が残っていました。
残雪残るトレースなき樹林帯を、注意深くルートファインディングして歩きます。
大雪渓に行けず、雪山はもう楽しめないと思っていたところ、ここに来て残雪歩きまで楽しめるなんて、とてもラッキーでした。【幸運⑤】
大池は凍っているというか、シャーベット状になっており、なんとも不思議な色合いをしておりました。この時期だからこそ見れたのかもしれません。【幸運⑥】
A原さんは大池を見て「うわぁ~。青くて、黒くて、茶色になってる~。」と感動のあまり語彙力を失っておりました(笑)
大池から先は、なかなか大変でした。
雪が腐っているところが多く、時折踏み抜いたり、雪の下を沢が流れていたりするので慎重にルートを探しながら進みました。
もし、この周回ルートを逆(時計回り)で登っていたら、この残雪歩きでかなり辛かったと思います。本当に反時計周りのルートで良かった。また、黒姫乗越経由にせずショートカットするコースにして良かった。【幸運⑦】
大池から1時間ほど歩くと雪がなくなり、また登山道に春が戻ってきました。
ショウジョウバカマでしょうか?咲いてました。
古池に戻ってきました。
朝とは違い日も高く昇り、透き通った湖面がキラキラしています。
今回の黒姫山行はとにかく見応えと歩きごたえ抜群な上に、登山者も少なく、天気や時期にも恵まれた最高の登山でした。
黒姫山を事前リサーチで探したのではなく、A原リーダの直感で選んだというのだから本当に幸運でした。【幸運⑧】
是非皆さんも、ゴールデンウィーク時期の黒姫山は穴場的存在なので、ご一考してみて下さい。
帰りのコンビニで3人でガリガリ君を食べたら、なんとY崎さんの棒に「1本当り」の文字が!!【幸運⑨】
ガリガリ君好きのA原さんも「初めて見た~。」と驚愕。
最後はわずか3%と言われる幸運を引き当てて終了となりました。
本山行を急遽、寝る間も惜しんで計画頂いたA原リーダ、本当にお疲れさまでした。
Y崎さん、直感で数々の幸運を引き寄せ、最後のドヤ顔、御見逸れしました。
A原さん、Y崎さん、今回もありがとうございました!次の山行もよろしくお願いします!
“神がかり的に幸運な黒姫・斑尾山行” に対して1件のコメントがあります。
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ブログありがとうございます!
慌てて立てた計画でしたが、特典いっぱいの山行でしたねー。結構運使ったね!